MOTコレクション Journals 日々、記す vol.2
重要なお知らせ
新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けて、都立文化施設で開催する文化事業の一部休止の方針に伴い、コレクション展「MOTコレクション Journals 日々、記す vol.2」について、2022年1月12日(水)から当面の間、休室といたします。詳細はこちら
開催概要
東京都現代美術館では、戦後美術を中心に、近代から現代に至る約5,500点の作品を収蔵しています。「MOTコレクション」展では、会期ごとに様々な切口を設けて作品を展示し、現代美術の持つ魅力の発信に努めています。
今回、「Journals 日々、記す vol.2」と題して、私たちの生活を一変させたコロナ禍や、世界規模で開催されてきたオリンピック、なにげない日常などを背景に日々制作された作品を、多彩な作家たちによるアンソロジーのように2フロアにわたって構成、展示します。
Chim↑Pomが緊急事態宣言下の東京を舞台にした《May, 2020, Tokyo(大久保駅前)―青写真を描く―》(2022年1月末まで展示)、大岩オスカールがニューヨークで描いた「隔離生活ドローイングシリーズ」とオリンピックに関わる3都市をテーマにした大作(いずれも特別出品)に加え、康夏奈(吉田夏奈)(特集展示)、フルクサス(塩見允枝子(千枝子)、ナムジュン・パイクほか)、河原温、三島喜美代、郭徳俊、太田三郎、小林正人、クリスチャン・ボルタンスキー、アピチャッポン・ウィーラセタクンなどによる約100点で、私たちの生きる社会や日常、その記憶の在り方を照らし出します。
*出品作品の一部は、前回(2021/7/17-10/17)からの継続展示となります。
*Chim↑Pom《May, 2020, Tokyo(大久保駅前)―青写真を描く―》は2022年1月末で展示替えします。
*展示内容は都合により変更になる場合がございます。予めご了承ください。
出品リスト
パンフレット
パンフレット(スマートフォン用)
ガイドスタッフのつぶやきトーク(PDF)
展覧会の見どころ
・大岩オスカールがニューヨークでの隔離生活中に制作したドローイングによる新作版画20点、オリンピックに関わる3都市(リオ・デ・ジャネイロ、東京、パリ)をテーマにした6mを超える大作《オリンピアの神:ゼウス》(いずれも特別出品)、「TOKYO 2020」を取り上げたChim↑Pom作品 (ただし2022年1月末で展示変更予定) を継続展示します。
・絵画のインスタレーションやドローイングなどの特別出品を交え、康夏奈(吉田夏奈)作品を特集展示します。自身の身体を通して日々捕捉した自然の光景が広がる展示を体感してください。
・今年(2021年)7月に急逝したクリスチャン・ボルタンスキーの所蔵作品を追悼展示します。2019年から20年にかけて国内を巡回した大規模個展にも出品されたボルタンスキーの代表作です。
出品作家
大岩オスカール、太田三郎、郭徳俊、河原温、康夏奈(吉田夏奈)、小林正人、Chim↑Pom、福田尚代、三島喜美代、フルクサス(塩見允枝子(千枝子)、ナムジュン・パイク、ピーター・ムア、オノ・ヨーコ)、クリスチャン・ボルタンスキー、マルレネ・デュマス、レベッカ・ホルン、サム・テイラー=ジョンソン(ウッド)、デイヴィッド・ホックニー、アピチャッポン・ウィーラセタクン
基本情報
- 会期
2021年11月13日(土)- 2022年2月23日(水・祝)
※1月12日~2月23日の期間、臨時休室- 休館日
月曜日(2022年1月10日、2月21日は開館)、12月28日-2022年1月1日、1月11日
- 開館時間
10:00-18:00(展示室入場は閉館の30分前まで)
- 観覧料
一般500円/ 大学生・専門学校生400円/高校生・65歳以上250円/ 中学生以下無料
※ 企画展「Viva Video! 久保田成子展」「クリスチャン・マークレー トランスレーティング[翻訳する]」「ユージーン・スタジオ 新しい海 EUGENE STUDIO After the rainbow」のチケットでMOTコレクションもご覧いただけます。
※ 小学生以下のお客様は保護者の同伴が必要です。
※ 身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方と、その付添いの方(2名まで)は無料になります。- 会場
東京都現代美術館 コレクション展示室 1F / 3F
- 主催
東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都現代美術館