日本美術の20世紀 美術が語るこの100年

展覧会概要

東京都現代美術館では2000年という20世紀最後の年に、この100年の美術の歩みをたどる展覧会を開催することになりました。

20世紀の日本美術は、政治、経済、科学など人間をとりまくあらゆる分野と同様に、変革の道を歩みました。この展覧会は1世紀に及ぶ美術の動向を紹介するという難しい試みですが、逆に長い期間を見通すことで、これまで見えてこなかった姿を明らかにする可能性があると思います。また本展は、出品作を通じそれぞれの時代を見つめることを目的のひとつとしています。美術史に登場する機会の少ないものでも、時代を象徴する作品を付け加えることによって、新しい視点が提供されることを期待しています。

このたびは全国の美術館やご所蔵家の協力により、20世紀美術を代表する70余点が出品されます。それらに当館のコレクションを加え、絵画、彫刻280点(展示替えを含む)によってこの100年の成果を確認し、来るべき21世紀への展望をはかろうとするものです。


展覧会情報

展覧会名
日本美術の20世紀 美術が語るこの100年
会 期
2000年9月15日(土)〜2000年11月19日(日)
休館日
月曜日(ただし、10月9日(月・祝)開館、10日(火)休館)
開館時間
10:00〜18:00(入場は閉館の30分前まで)毎週金曜日は10:00~21:00(入館は20:30まで)
観覧料
一般800円、学生650円、小中高生400円
主 催
東京都現代美術館/ 東京都教育委員会
協 賛
株式会社竹中工務店

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