「MOTアニュアル2024 こうふくのしま」展関連プログラム
出品作家による対話シリーズ④
川田知志×青木淳
「MOTアニュアル2024 こうふくのしま」展の出品作家とゲストによる対話のシリーズです。
第四回は、建築家として、住宅、公共建築、商業施設など多岐にわたる作品を手がける青木淳氏を迎え、川田知志氏と対談を行います。

川田知志《築土構木》(部分)2024年
京都市京セラ美術館 ザ・トライアングル「川田知志:築土構木」 展示風景 撮影:来田猛
登壇者プロフィール
川田 知志(かわた・さとし)
1987年大阪生まれ、京丹後在住。京都市立芸術大学大学院美術研究科絵画専攻(油画)修了。川田は、伝統的なフレスコ技法を軸とする壁画の制作・解体・移設を通じて、日本社会の基盤を支える構造や仕組みとその変化を捉えようとする。近年は、陶磁や琺瑯といった素材を用いた壁画にも取り組み、公共の建築物と壁画の関係性にも関心を寄せている。
近年の主な個展に「川田知志:築土構木」(京都市京セラ美術館 ザ・トライアングル、京都、2024)、「彼方からの手紙」(アートコートギャラリー、大阪、2022)。主なグループ展に「味 / 処」(神奈川県民ホールギャラリー、神奈川、2023)、「ホモ・ファーベルの断片―人とものづくりの未来―」(愛知県陶磁美術館、愛知、2022)。主な受賞歴に、2019年平成30年度京都市芸術新人賞、2020年TOKYO MIDTOWN AWARD 2020準グランプリ。
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Photo:前谷開
青木 淳(あおき・じゅん)
1956年横浜生まれ。1982年に東京大学修士課程建築学修了。磯崎新アトリエ勤務を経て1991年、青木淳建築計画事務所(現在、ASに改組)を設立、主宰。代表作に、「馬見原橋」、「潟博物館」、「青森県立美術館」(1999年建築学会作品賞)、「ルイ・ヴィトン名古屋・栄」、「大宮前体育館」、「三次市民ホール きりり」、「京都市美術館(通称:京都市京セラ美術館)」(西澤徹夫との共作、2021年度建築学会作品集)など。2005年に芸術選奨文部科学大臣新人賞、2021年に毎日芸術賞を受賞。京都市美術館(通称:京都市京セラ美術館)館長。東京藝術大学名誉教授。
基本情報
- 日時
2025年1月18日(土)14:00~15:30(開場13:45)
- 会場
東京都現代美術館 B2F 講堂
- 定員
180名(事前予約不要、当日先着順)
- 参加費
無料
- 登壇者
川田知志(出品作家)、青木 淳(建築家)
- モデレーター
楠本 愛(担当学芸員)