「翻訳できない わたしの言葉」展関連プログラム
【受付終了】レクチャー+ワークショップ
「言葉する人(languager)になるための、ささやかな冒険」
展覧会のテーマである「わたしの言葉」について、「言葉する人(languager)」という視点から考える、レクチャー+ワークショップです。
「言葉(language)」を動詞(languaging)と見なし、人間を「言葉する人(languager)」としてとらえ直したとき、「わたしの言葉」は、いったいどのようなものとして見えてくるでしょうか。
このレクチャー+ワークショップでは、言葉が生まれて、やがて変化し、滅びるという過程を体験するRPG(ロールプレイングゲーム)「ダイアレクト(Dialect)」について紹介するとともに、このゲームと展覧会との間に通底する「わたしの言葉」というテーマについて、参加者の皆さんとともに考えます。
使用言語は日本語です。
*ダイアレクトはプレイに5時間以上かかるゲームです。本イベントはプレイ会ではありません
本プログラムの準備のために「ダイアレクト」プレイ会を実施した記録動画です。
講師プロフィール
石田喜美(いしだ・きみ)
横浜国立大学教育学部准教授。専門は、国語教育・読書教育・リテラシー教育。博士(教育学)。日本読書学会理事・機関誌『読書科学』副編集委員長、全国大学国語教育学会監査。
東京都で生まれたのち、千葉県で育つ。2008年に、筑波大学大学院人間総合科学研究科を修了し、博士(教育学)を取得。2009年より(公財)東京都歴史文化財団・東京文化発信プロジェクト室主事・「東京アートポイント計画」プログラムオフィサー。2011年より、常磐大学人間科学部で講師を務めたのち、2015年より横浜国立大学教育学部・准教授(現職)。美術館・博物館・図書館での学びから、ファンコミュニティでの学びまで、学校外での学びに関心を持ち、それらと学校内での学びとをいかに結びつけるかという視点から言葉や読書の教育に関わる研究・実践を展開してきた。近年は、ゲームを媒介とした言葉の学びや読書活動に関心を寄せている。主な研究業績として、『19歳までのメディア・リテラシー:国語科ではぐくむ読む・書く・創る』(アンドリュー・バーン著、ratik、共訳、https://ratik.org/8901/907438296/)。
基本情報
- 日時
2024年6月22日(土)14:00~16:00
- 会場
東京都現代美術館 B2F 講堂
- 参加費
無料
*ただし、当日有効の本展チケットまたはMOTパスポート、身体障害者手帳等のご提示が必要です。- 定員
20名(事前申込制、先着順)
- 参加方法
申込みフォームよりお申込みください。定員に達し次第、受付を終了します。
※定員に達したため、受付を終了しました。