「翻訳できない わたしの言葉」展関連プログラム

筆談会 これより先、無言

展覧会から感じたことや、ふと思い出した言葉にまつわる思い出などについて、アーティストの住吉山実里と共に筆談で対話を試みるワークショップ/パフォーマンスです。
展覧会の最後の部屋に大きな白い紙を用意して待っています。事前申込は必要ありません。ふらりと立ち寄って、言葉について話をします。

  • OPEN SITE 6 (Tokyo, 2021)
    Photo: TAKAHASHI Kenji, Photo courtesy of Tokyo Arts and Space

  • YPAM fringe (Yokohama, 2023)

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「筆談会」をします。
大きな紙の上で、言葉を書いて会話します。声は使いません。
日本語や、英語、あなたの母語、そして絵や図を通して話をしましょう。
ルールはひとつ、同時に書けるのはひとりだけ。
誰かの言葉を読んだり、聞いたり、待ったりして、静かな時間を一緒にすごしましょう。
出入りは自由です。
好きなときに来て、好きなときにお帰りください。
住吉山実里

アーティストプロフィール

住吉山実里(orangcosong)
大阪出身、横浜在住。マルチメディア・アーティスト。京都工芸繊維大学で建築・都市史を学んだ後、ダンサーとしての活動を開始。コンテンポラリーダンス、舞踏、演劇など数々の演出家の作品に出演し、2010 年より自身の作品創作を始める。2017年、京都の自宅を住み開いて始めた『筆談会 これより先、無言』を、大阪、高知、東京、横浜、釜山、上海、香港、台北、ヤンゴン、ジョグジャカルタ、マカンダ、ビルバオ、キプロスで展開。パフォーマンス作品では、空間と身体の関係に着目し、風船やカルタなど小道具を自作して観客との関係をつくるのが特徴。近年は、コミュニケーションを変容させることで起こる対話の可能性を探求している。2020年、オンラインでの国際プロジェクト『2x2 WindowS』をタム・ファムと共同創設する。

orangcosong(偶然空耸)
横浜を拠点に、世界各地で旅や滞在制作をしながら活動するアート・コレクティブ。藤原ちからと住吉山実里によって2019年に創設された。名称はインドネシア語の orang(人)と kosong(空っぽ)から。
舞台芸術での経験をベースにしつつも、ジャンルにこだわらず、主に劇場の外でアートプロジェクトを行ってきた。境界を越える人の移動や滞留によって生じる「モビリティ/グラヴィティ」、人々を分断して差別や偏見を生み出す「見えない壁」をテーマにしている。コロナ禍以後は特に、人々が集ってコミュニケーションを交わし合える場をオンサイト/オンラインで創出している。
2019年の「MOTサテライト2019 ひろがる地図」展では『演劇クエスト メトロポリスの秘宝』を発表。そのほか、映像作品『Stay Home Labyrinth』、テーブルパフォーマンス『IsLand Bar』など。2023年『町を旅する道具箱』を出版。月に一度オンラインワークショップ『町を旅する読書会』を開催している。2024年よりアソシエイトメンバー制を導入。
https://orangcosong.com/
https://www.facebook.com/orangcosong
https://www.instagram.com/orangcosong/

アシスタント
清水覚子(orangcosongアソシエイトメンバー)
松橋萌(orangcosongアソシエイトメンバー)

基本情報

日時

2024420日(土)13:0017:00
※4時間ずっと参加することを求めるものではありません。この時間帯に実施していますので、好きなタイミングでご参加ください。入退場自由。

会場

東京都現代美術館 企画展示室1F翻訳できない わたしの言葉」展会場内ラウンジ

参加方法

当日、お好きなタイミングで参加してください。事前申込は不要です。

参加費

無料
(ただし、当日有効の本展チケット、または
MOTパスポート、身体障害者手帳等のご提示が必要です。)

アーティスト

住吉山 実里 (orangcosong)
アシスタント清水覚子(orangcosongアソシエイトメンバー)、松橋萌(orangcosongアソシエイトメンバー)

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