デイヴィッド・ホックニー展関連プログラム

ラウンドテーブル「ホックニーから始める絵の話」

デイヴィッド・ホックニーによれば、絵の歴史は先史時代の洞窟壁画に始まり現在に至っています。私たちはいま、膨大なイメージに接しながら日々を過ごしていますが、そうした状況のなかで「絵」という平面の世界をどのように見ているのでしょうか。このプログラムでは、横浜美術館館長の蔵屋美香氏、作家の津上みゆき氏と千葉正也氏をお招きして、ホックニーの作品を起点に今日における「絵」という表現について話し合います。会場で参加されるみなさんとの意見交換も行う予定です。

本プログラムはYoutubeでライブ配信を行います。(アーカイブ配信は行いません。)

登壇者プロフィール

  • 蔵屋 美香
    千葉県生まれ。東京国立近代美術館を経て2020年より横浜美術館館長。主な展覧会に「ぬぐ絵画―日本のヌード 1880-1945」(2011-12年、東京国立近代美術館)、「高松次郎ミステリーズ」(2014-15年、同、共同キュレーション)、「没後40年 熊谷守一:生きるよろこび」(2017-18年、同)など。第55回ヴェネチア・ビエンナーレ日本館の田中功起個展「abstract speaking: sharing uncertainty and collective acts」(2013年)で特別表彰。

  • Photo: Andreas Weiss
    Courtesy of MIKIKO SATO Gallery

  • 津上みゆき
    1973年東京に生まれ大阪に育つ。京都芸術大学大学院修了。1996年よりタイトルに“View”を冠し、眺めや風景あるいは見方や観点へと広義まで意識した絵画制作に取り組んでいる。2003年VOCA賞受賞。主な個展に2018年「時をみる」(上野の森美術館ギャラリー)、2019年「View−人の風景」(長崎県美術館)、2022年「さらさら、ゆく」(CADAN有楽町)、「囁く如く」(NADiff a/p/a/r/t)。現在、日本経済新聞夕刊及び電子版にて朝井リョウ氏の連載小説「イン・ザ・メガチャーチ」の挿絵を担当。
    協力:A N O M A L Y

  • 千葉正也
    1980年神奈川県生まれ。東京都在住。多摩美術大学絵画学科油画専攻卒。紙粘土や木片で自作した立体物、日用品や植物、既存のイメージなどを構成して、それをモチーフに絵画を制作する。主な展覧会に「横の展覧会」シュウゴアーツ(東京、2023)、「千葉正也個展」東京オペラシティアートギャラリー(東京、2021)、「アッセンブリッジ名古屋」旧名古屋税関港寮(名古屋、2019)、「αM 2018『絵と、』vol.4 千葉正也」GalleryαM(東京、2018)など。

基本情報

日時

2023年10月15日(日)15:00-16:30(受付開始14:45)

会場

東京都現代美術館 B2F 講堂

登壇

蔵屋美香、津上みゆき、千葉正也

進行

楠本 愛(東京都現代美術館学芸員)

定員

180名(当日先着順)
*ライブ配信の定員制限はありません。

参加費

無料

関連イベント

イベント一覧を見る

関連展覧会

展覧会一覧を見る

これまでのイベントをみる