吉阪隆正展関連トーク
吉阪隆正 DISCONTと発見的方法
どこでも/いつでも/それぞれが/こんなことでも/思い切って/なんでも/提案しよう(D-I-S-C-O-N-T)
DISCONT(不連続統一体)は1957年に吉阪隆正が唱えた理論で、「個と集団といった人間関係」「建築と都市の計画」「空間や形の作り方」に応用できる考え方として教育現場の実践の中で生み出されました。DISCONTが発案されて65年。時代と共に変容していったこの考え方は、現代ではどのように再解釈できるでしょうか。
建築家・教育者・登山家・冒険家・文明批評家…多彩な顔を持つ吉阪隆正。学生時代から約10年間、吉阪に師事した重村力氏にご登壇頂き、その人物像に迫ります。また山崎義人氏とのクロストークによって、様々な視点からDISCONT(不連続統一体)についての理解をより一層深める談義を行います。
1.DISCONTと発見的方法 (重村力)
2.質疑応答を交えたクロストーク (山崎義人・重村力)
重村 力(しげむら つとむ)
1946年横浜生まれ。建築家。神戸大学名誉教授。工学博士。
Team ZOOいるか設計集団主宰、1969年早稲田大学卒、吉阪隆正に師事。大学2年生から大学院学生や非常勤講師として吉阪研究室で活動。象設計集団取締役を経て神戸大学/神奈川大学/MITなどで教える。
1969学生デザイン賞・1977日本都市計画学会賞=沖縄県北部の都市デザイン・1987吉田五十八賞=脇町図書館・1993 ARCASIAアジア建築家会議金賞=弘道小学校・2012日本建築学会賞=コミュニティに依拠した災害復興。
山崎義人(やまざき よしと)
1972年鎌倉生まれ。東洋大学国際学部国際地域学科・教授。早稲田大学在籍時に後藤春彦に師事。まちづくりや地域再生の研究・実践を学ぶ。博士(工学)。2004年より神戸大学大学院にCOE研究員として在籍、重村力の薫陶を受ける。2004年吉阪隆正展「頭と手」にて、S:1/20大学セミナーハウス断面油土模型制作チーフ。
編著に「住み継がれる集落をつくる」(2017)共著に「無形学へ」(2017)「はじめてのまちづくり学」(2021)など。2011年日本建築学会奨励賞、2020年日本建築学会賞(論文)受賞。
基本情報
- 日時
2022年4月30日(土) 14:00-16:00(開場13:45-)
- 会場
東京都現代美術館 地下2F 講堂
- 定員
先着180名
- 参加費
無料
- 参加方法
先着順。当日開場時間になりましたら講堂へお越しください。
※感染状況によっては、中止となる場合がございます。あらかじめご了承ください。