MOTサテライト2019 ひろがる地図 アーティストトーク
orangcosong+進士遙「《演劇クエスト メトロポリスの秘宝》ができるまで」
何に出会うかはあなた次第だ。幸運を祈る。
「MOTサテライト2019 ひろがる地図」の最後の展示室であなたを待っているのは、「演劇クエスト メトロポリスの秘宝」という作品です。展示室の壁面に書かれた文字の指示に従って〈冒険の書〉を手にし、この本の中の選択肢を手がかりにして、あなた自身が現実の街の中を歩いていくというプロジェクトで、最後までプレイするには数日かかります。
〈冒険の書〉で読み進めていくのは「架空のメトロポリス」の物語。しかし歩いているうちに目の前に展開するのは、本の記述と完全に一致する現実の光景。この作品はどうやって作られているのでしょうか?2014年より横浜、城崎、マニラ、デュッセルドルフ、安山、香港、バンコクなど各地で制作されてきたこの「演劇クエスト」について、アーティストのorangcosong(藤原ちから、住吉山実里)と進士遙がお話します。ぜひ「演劇クエスト メトロポリスの秘宝」を、途中まででもいいのでプレイしてからご参加ください。
会場は、世の中のいろんなお仕事を紹介する「しごとバー」を主催する清澄白河の名物スポット、リトルトーキョーです。
出演者プロフィール
藤原ちから(orangcosong)
アーティスト/批評家。1977年高知市生まれ。横浜を拠点としつつ、アジアを中心に世界各地を旅しながら活動している。2017年度よりセゾン文化財団シニア・フェロー、文化庁東アジア文化交流使。
住吉山実里(orangcosong)
アーティスト/ダンサー。1986年大阪生まれ。身体と空間をつなぎたいと、ダンスと建築を学ぶ。2010年より自身の作品創作をはじめ、近年は完全無言、筆談のみで対話を試みる『筆談会』をアジア各地で開催。
進士 遙
イラストレーター。1984年生まれ。18歳までソウル、上海で過ごし、ロンドンのロイヤルカレッジ・オブ・アートで学ぶ。「リサーチ×妄想×イラストレーション」をテーマにアートプロジェクトや地域振興活動などの視覚化に携わる。
基本情報
- 日時
2019年10月14日(月・祝)18:00-19:30(17:45受付開始)
- 会場
リトルトーキョー(東京都江東区三好1-7-14)
*会場は東京都現代美術館ではないのでご注意ください!美術館からは徒歩10分程度- 定員
50名(事前予約不要、先着順)
- 参加費
無料
- お問い合わせ
東京都現代美術館 企画係 MOTサテライト担当
TEL: 03-5245-4111(代表)