2019年06月16日(日)

第58回MOT美術館講座「作家たちの対話」

MOT美術館講座

リニューアル・オープン記念展「百年の編み手たち」展でも紹介していた、30代から40代の当館収蔵の若手・中堅作家による、3回シリーズの対談を行いました。いずれの回も当館学芸員の藪前知子が聞き手を務めました。
初回のテーマは、「絵画と彫刻」。末永史尚氏と冨井大裕氏を迎え、お互いの作品について質問をしながら、それらに答える形で対談が進んでいきました。また、お互いの表現への悩みや共同で行っている活動「かべぎわ」についての近況報告などが話されました。
2回目は「アートの可能性」と題し、エリイ氏(Chim↑Pom)と毛利悠子氏が、それぞれの作品や活動紹介を行ったあと、ジェンダーやアートの可能性について語り合いました。また、会場からでた質問にも真摯に答えてくださいました。
3回目は「情報社会のイメージ」をテーマに梅沢和木氏と竹内公太氏が登壇。お互いの作品紹介のあと、リサーチやデータ、キャラクターなど共通の話題について意見が交換されました。
なお、本講座は、バリアフリー対策事業における情報保障の一環として、いずれの回にも手話通訳を手話通訳を導入しました。

右:末永史尚×中央:冨井大裕

右:エリイ(Chim↑Pom)×中央:毛利悠子

左から3番目:梅沢和木×左から2番目:竹内公太

「絵画と彫刻」
日時:2019年6月2日(日) 16:00~17:30
講師:末永史尚、冨井大裕
参加者数:91人(内、手話通訳利用者2人)

「アートの可能性」
日時:2019年6月8日(土) 13:30~15:00
講師:エリイ(Chim↑Pom)、毛利悠子
参加者数:158人(内、手話通訳利用者4人)

「情報社会のイメージ」
日時:2019年6月16日(日) 13:30~15:00
講師:梅沢和木、竹内公太
参加者数:98人(内、手話通訳利用者3人)

実施場所はいずれも当館講堂

活動報告