2010年02月20日(土)

こどもギャラリークルーズ ぼくのわたしの おすすめMOTコレクション!

ギャラリークルーズ

2009度最後のギャラリークルーズは小学3年生から6年生が対象。
「ぼくのわたしのおすすめMOTコレクション」と題し、美術館スタッフ(教育普及インターン2名)と一緒に、常設展示室内でスタッフおすすめの作品3点を鑑賞した後、こどもたち一人ひとりが自分の眼でおすすめ作品をさがして「おすすめシート」を作成し、展示室内で発表しました。
「おすすめシート」は、自分で考えたおすすめの名前「おすす名」、そしてその理由、該当作品のスケッチでまとめました。


スタッフと一緒の鑑賞時には、岡崎乾二郎の床に置かれたタイル作品の上を歩き、「おふろみたい!」「ざらざらとつるつるなところがある」とか、白髪一雄の作品が足で描かれたことを知って「においがしそう!」などなど、自分が感じたことをあれこれ自由に発言してくれました。
楽しく、会話しながら鑑賞したあとは、おすすめ作品選びです。
作品をさがしている表情は、真剣そのもの。
いろいろな角度からながめたり、作品を隅々まで見ているすがたが印象的でした。
さて、さて、結果は...。


●おすす名:「ちんちん、鼻水」(該当作品:エルネスト・ネト≪Flower2≫)
理由:すわってきもちよかったから


●おすす名:「トヨタマンモス」(該当作品:ヤノベケンジ≪ロッキングマンモス≫)
理由:トヨタの古い車を分解していろいろな部分を使ってこんな大きなものをつくるというところに感心したから


●おすす名:「さかんな農業」(該当作品:北川民次≪農漁の図≫)
理由:とてもあかるい絵だから


約200点もある展示作品の中から、選んでくれたおすすめ作品を見ると、こどもたち一人ひとりがどんなことに関心を示したか彼らの心の中をうかがい知ることができます。そして、それらを通じ作品の新たな魅力に気がついた2日間となりました。

日時:2010年2月20日(土)、21日(日)13:00~15:30
対象:小学3~6年生 各日15名
参加人数:2月20日...13名、2月21日...18名


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活動報告