『GENKYO 横尾忠則 原郷から幻境へ、そして現況は?』展 美術図書室おすすめ関連資料
地下1階の美術図書室では、美術に関連した図書、展覧会カタログ、雑誌などの資料を無料で閲覧することができます。
所蔵資料の中から『GENKYO 横尾忠則 原郷から幻境へ、そして現況は?』展に関連した、おすすめの資料をご紹介します。
◎タマ、帰っておいで(講談社、2020年)
15年に渡る年月をともに過ごした愛猫タマの姿を思い出して描いた油彩画の作品集。原画が本展覧会に出品されています。
◎横尾忠則 : 画家の肖像(横尾忠則現代美術館、2018年)
過去の絵画作品や映画ポスターに入り込んだ自画像や、影響を受けた画家たちを描いた作品を中心とした展覧会のカタログ。
◎横尾忠則 大涅槃展(横尾忠則現代美術館、2015年)
横尾が収集した約600体の涅槃像と、それに関連して「死」「悟り」などをテーマに横尾自身が構成した展覧会のカタログ。
◎横尾忠則 : 全Y字路(岩波書店、2015年)
横尾忠則現代美術館の開館3周年記念展として開催された展覧会のカタログ。2000年代から重要なモチーフとなったY字路のヴァリエーションを一覧することができます。
◎奇縁まんだら シリーズ全4冊(日本経済新聞出版社、2008~2011年)
横尾が挿絵を担当した瀬戸内寂聴のエッセイ集。登場する著名人を描いた油彩画を契機に、文学者を始めとする多くの肖像画を描くようになります。
◎横尾忠則 : 森羅万象(美術出版社、2002年)
19年前に当館と広島市現代美術館に巡回して開催された大規模な個展のカタログ。
◎横尾忠則全絵画(平凡社、1996年)
1966年から1996年までに制作された絵画作品を、年代別に大きな図版で見ることができる作品集です。
◎ARTのパワースポット(筑摩書房、1993年)
1970年代から1990年代前半に書かれた芸術全般についてのエッセイ選集。ジャンルを超えた幅広い活動をうかがえる一冊です。
◎Shoot diary(アラベル出版、1981年)
写真家の倉橋正が1971年から1981年にかけての10年間、横尾に密着して撮影した写真によるドキュメンタリー。
◎横尾忠則全集(講談社、1971年)
初期の作品を集めた作品集。演劇のポスターや漫画雑誌の表紙のほか、自身の写真も多数掲載されています。
◎横尾忠則日記 : 一米七十糎のブルース(新書館、1969年)
1962年から1969年までに雑誌等に寄稿したエッセイやインタビューを収録。掲載日付の横に、当日の物故者記事も記載されているのが特徴的です。
◎第6回東京国際版画ビエンナーレ展カタログ(東京国立近代美術館、1968年)
横尾が装丁を手がけた展覧会のカタログ。「GENKYO 横尾忠則」展のアーカイヴコーナーに出品中の資料と同じものを手にとってご覧になれます。
◎海の小娘(朝日出版、1962年)
宇野亞喜良と挿絵を担当した絵本。2色のセロファンを通して2通りの文章とイラストを見ることができます。
◎Yokoo's 3 animation films : 横尾忠則アニメーション集64-65(ブロードウェイ)
展覧会場でも上映されている、1964~1965年に制作されたアニメーション作品を収録したDVD。メディアブースでご覧になれます。
美術図書室では、この他にも横尾忠則に関連した資料を多数所蔵しております。
蔵書検索サイトでは作家名などから資料を探すことができます。
特集展示コーナーでは、同じく開催中の展覧会『MOTアニュアル2021 海、リビングルーム、頭蓋骨』『MOTコレクション Journals 日々、記す 特別展示:マーク・マンダース 保管と展示』に関連した資料をご紹介しています。
また展示ケースでは、1995年の当館開館当時の展覧会チラシを展示しています。
美術図書室は10月17日(日)まで事前予約制で開室しております。来室予定日の2週間前から3日前までの期間に予約することが可能です。詳細はこちらでご確認お願いいたします。