2014年10月08日(水)

「ミシェル・ゴンドリーの世界一周」展 予告動画制作者へのインタビュー①

本展のHPには『ホームムービー・ファクトリー』の映画制作ワークショップを
より分かりやすく、より楽しんで頂くために、過去に開催された展示風景を使って、
予告動画をアップしています。

予告動画は全て日本大学 芸術学部 映画学科の学生さんの力作によるものです。 
毎月違う動画をHPにアップしていく予定ですが、先月いっぱいまで
アップしていたものはAKARI&SAKURAさんの作品になります。






そこで、制作者の裏側も覗いてみようかと、インタビューを4弾に
分けてお届けしようかと思っています。 
今回は、AKARI&SAKURAユニットから代表で、
大学ではドキュメンタリー映画の研究、制作を研究されている
AKARIさんのインタビューをレポートします!



江田_ポートレート2.jpg

■ミシェル・ゴンドリーを知ったきっかけは?
(AKARI)映画 『エターナルサンシャイン』 をなんとなくレンタルビデオ屋で借りました。

■イチオシのゴンドリー作品とその理由は?
(AKARI)ケミカルブラザーズのスターギターのPV。
はじめて見た時は、ただ電車の窓から見た景色が流れているだけと思ったのですが、
何回も見ているうちに登場する電車や建物の一つ一つが音と
一致していることに気付いて、感動しました。
ゴンドリー監督の作品は、こんな風にハッとされることが多いです。

■映画制作に挑戦したいけど自信がない人に、応援メッセージを!
(AKARI)私はゴンドリー監督の作品から、技術以前に発想の豊かさ、面白さを感じます。
子供の時は世界がこんな風に見えていたのではないか。
もっとものづくりは自由で、遊んで良いのではないか!と。

今回の動画は特別技術があるわけでもなく、まだまだ勉強中ですが、
そんな自分だからこそできるものを作ろうと思って、身近にある
ダンボールを使ってみたり、自分の手を登場させて、編集ソフトに
完全に頼らないものにしてみました。画力が足りないので友達のさくらさんにも
協力してもらって、なんとかここまで仕上げることができました。

技術を磨くのも大切だし、必要なことですが、それよりも自分が心から何を感じて、
どうしたいか問いかけていくことが一番大切なのではないかと、私はゴンドリー監督から
学びましたし、そうしていきたいと思っています。 いつまでも無邪気に!!


広報OHR
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