2014年06月10日(火)
開館20周年記念 MOTコレクション特別企画 クロニクル1995-
6月7日(土)からスタートしたMOTコレクションのご紹介です。
今回のMOTコレクション「クロニクル 1995‐」は、当館が開館した1995年に焦点を当てた展覧会です。1995年は、阪神淡路大震災、オウム真理教事件などの大きな出来事が起こり、バブル崩壊後の社会不安が蔓延するなか、現在まで続く日本の文化的な流れの節目をなす年であるとしばしば指摘されてきました。
現代美術の分野でも、新しい表現が次々と生まれ、それらを支えるインフラも少しずつ整備されるなど、ひとつの時代の転換点であるとみなすことができます。
本展は大きく、2部構成になっており、第1部の3階は「about 1995」として、「1995年の風景」というキーワードとともに展示が始まります。オープニングピースは、ホンマタカシ氏の代表作の一つ、《TOKYO SUBURBIA (東京郊外)》のシリーズ 1995‐1998年
第2部(1階)の「after 1995」は、1995年以降に活動を開始した作家たちの作品を、当館の若手作家コレクションを総括するものとして紹介しています。
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MOTコレクションでは、会期中担当学芸員による1時間ほどのギャラリー・ツアー
「もっと!MOTコレクション」を開催しています。現代アート鑑賞の初心者の方でも、気軽にご参加できるツアーです。次回は7月26日(土)に開催致します。
今週末(6月14日、土)にはシンポジウムも開催致します。
詳しくは関連イベント情報をご確認ください。
広報OHR