2014年03月28日(金)

「驚くべきリアル」展_エンリケ・マルティ

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エンリケ・マルティ《家族》1999年 MUSAC蔵 ©Enrique Marty, Courtesy: MUSAC


スペインの作家、エンリケ・マルティは本展では、2作品展示しています。
そのうち、《家族》と題された1999年の作品を今回はご紹介いたします。

スナップショットを元に描いた約100枚の絵が埋め尽くす《家族》。
作家自身の父母や甥っ子、姪っ子たちを写真にとり、
それを絵画として描くことで「家族」という共同体の特殊性を探っている作品です。

作家の家族がいろんな場面でカメラにアピールする姿が描かれていますが
なんだか全て、少し不気味でさらっと流してみる事が出来ない感じがします。

そこで・・・・
じっくり見ていると、なんと人に角や羽が生えています!
奇異な要素が日常風景に紛れ込んでいて、見れば見るほど、はっ!とさせられる作品だな、と思います。

ブログでご紹介している画像は、作品の1部にすぎないので
是非、壁一面を埋め尽くすこの作品を見に来てください!

広報OHR

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