2012年11月15日(木)
MOTコレクション 私たちの90年 1923-2013 ふりかえりつつ、前へ
今回はサム・テイラー=ウッド(1967-)による《Crying Men》という作品のご紹介です。
「泣く男たち」というタイトル。
じっくりとこれらの泣いている男たちの顔を見てみると、
なにか妙な事にふと、気が付きます・・・
「ファーゴ」のスティーブ・ブシェミや、
「クライング・ゲーム」のフォレスト・ウィタカーなど
これらはみな、有名な俳優ばかり。
この作品は、テイラー=ウッドが「泣くこと」を依頼し、
”泣いた”男性たちを写したものです。
俳優だと気付いた途端、なぜか偽り、演技の世界だと感じてしまうかもしれません・・・
ですが、私たちも実は、悲しい時や辛い時に涙を流すだけではないことを
どこかで知っているような気がします。
時には、偽りの涙を流すことを。
その問いに関しては人それぞれだと思いますが、
泣くという感情について、少し考えさせられる作品だとおもいます。
(広報OHR)
「泣く男たち」というタイトル。
じっくりとこれらの泣いている男たちの顔を見てみると、
なにか妙な事にふと、気が付きます・・・
「ファーゴ」のスティーブ・ブシェミや、
「クライング・ゲーム」のフォレスト・ウィタカーなど
これらはみな、有名な俳優ばかり。
この作品は、テイラー=ウッドが「泣くこと」を依頼し、
”泣いた”男性たちを写したものです。
俳優だと気付いた途端、なぜか偽り、演技の世界だと感じてしまうかもしれません・・・
ですが、私たちも実は、悲しい時や辛い時に涙を流すだけではないことを
どこかで知っているような気がします。
時には、偽りの涙を流すことを。
その問いに関しては人それぞれだと思いますが、
泣くという感情について、少し考えさせられる作品だとおもいます。
(広報OHR)