ワークショップ

伊藤氏を招いてのワークショップが開催されました。
参加者の誰よりも（もしかして？）
私が一番この日を
楽しみにしていたのでは？と・・・

まず、伊藤氏と多軟面体を
展示室で実際じっくり目で見て、


作品パーツをさわり、
手の中でその感覚を記憶に残して、
制作が始まりました。


土は軟らかいようで、
実は、こねようとすると硬かったり。
水分が多そうで
乾燥に気をつけて無くては
ならなかったり。　

準備段階ではかなりの
体力と集中力が必要。
ひんやりとした土を触っていると
東京のような忙しい町にいる事を
忘れてしまうそうな、
土と言う素材が持つ不思議な
魅力と魔力を感じた気がします。
　

フォルムのことを考えずに
即座にスライスした土を形に・・・
それを、また展示に・・・
　

最後にインスタレーションについて
みんなで意見交換。
崩すことも大切！と伊藤氏。


忙しい日々を送っていると
無になる瞬間はあまり無いのですが、
ひんやりした、固い土を練っている
瞬間は本当に無になれた、
そんな気がします。

伊藤公象展は１０月４日が最終日です。
展示室では作品に触れることは出来ませんが,

是非、まだ見ておられない方は
伊藤公象展の非常にダイナミックで
花びらのように繊細な
作品を見に来てください。

帰りに粘土を買ってみようかな？
と言う気分になるかもしれませんね・・・

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伊藤公象　ＷＯＲＫＳ　１９７４－２００９
会期：８月１日（土）～１０月４日（日）
休館日：月曜日　（ただし、９月２１日と９月２８日は開館）
*９月２１日は先着５０名様に伊藤公象展のポスタープレゼント有。
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