2022年10月15日(土)

絶賛開催! ガイドスタッフのショートツアー

ギャラリートーク

通常は約1時間かけて当館ガイドスタッフがコレクション展示全体をご案内しているギャラリートークですが、昨年12月からはショートバージョンとして40分間の「ショートツアー」と題したプログラムを実施しています。

「ショートツアー」の特徴は、ソーシャルディスタンスが保てるように、ガイドスタッフが装着したマイクの音声をイヤホンのついた受信機を介してお聞きいただくスタイルを取っていること。
そして、40分という限られた時間だからこそ、ガイドスタッフ一人ひとりの個性が光る内容となっていることがあげられます。
例えば、ダイジェスト版として主要作品をピックアップして展示室全体をご案内するガイドスタッフもいれば、1Fだけ、あるいは3Fだけをじっくりとご案内するガイドスタッフも。

これまでのショートツアーの様子を少しだけご紹介します。

「MOTコレクション 光みつる庭/途切れないささやき」展(会期:2022年3月19日~6月19日)でのツアーでは、小口木版の版木を紹介しつつ作品説明を行うガイドスタッフも。木版画で取り扱われる板目木版と小口木版といった版木について、言葉だけでの説明よりも、実際に版木を目にすると理解が深まります。

「MOTコレクション コレクションを巻き戻す 2nd」展(会期:2022年7月16日~10月16日)での様子。ガイドスタッフの問いかけに対して、指さしで応える参加者の皆さん。コロナ禍により、展示室では対話を控えたやり取りとなるため、静かなコミュニケーションが広がります。

天気の良い日には屋外展示場にある《道草のすすめ―「点 音(おとだて)」and “no zo mi”》作品をご紹介するガイドスタッフも。

同じ場所をめぐっていても、担当するガイドスタッフによってご案内する内容は異なります。
中には、何度も参加してくださるリピーターの方も!
ガイドスタッフの話を聞く前と後とでは、作品の印象が変わったという声も寄せられます。

ショートツアーは、参加人数を8名程度に限っているため、決められた曜日の14時と15時の一日2回実施しています。
この先もショートツアーの開催を予定していますので、ぜひご参加ください!
(A.T)

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