2018年09月27日(木)
かかしベストショット!!
スクールプログラム
毎年、現代美術館のご近所、深川資料館通り商店街で
開催されている「かかしコンクール」(9月1日~24日)。
今年で21回目を迎えます。
街中に並ぶかかしの数は、なんと100体以上!
その数あるかかしの中から自分のお気に入りのかかしを見つけ、
ベストショットを撮影し発表する「鑑賞」を目的とした連携授業を
地元の元加賀小学校「仲よし学級」と行いました。
対象は、1年生から6年生までの18名のこどもたち。
今回使用したカメラは、インスタントポラロイドカメラ。
撮影したものがすぐに写真になって、その場で見ることができます。
こどもたちが通常知っているデジタルカメラやスマートフォンとは違って、
撮影方法が異なるため、初めにこのカメラに慣れてもらうための
事前学習も実施しました。
カメラに慣れたところで、本番の授業を実施(9月6日)。
こどもたちを《仲よしカメラマン》と命名し、
美術館の学芸員や先生がたと一緒にいざ「かかしコンクール」に出発!
かかしを見たこどもたちは「すごーい!かわいい」「これ気に入った!」など
歓声を上げながら楽しそうに鑑賞していました。
鑑賞後は、撮影タイム。
先に目星をつけておいたお気に入りのかかしのベストショットを狙って撮影。
撮影後は、教室に戻り各自のベストショットをみんなの前で発表しました。
《仲よしカメラマン》が撮影したベストショットは、
パネルに加工し深川資料館通り商店街事務所に9月24日まで展示し
一般の方々にも見てもらいました。
授業の感想をこどもたちに聞いたところ、
「いろいろなかかしが見られて楽しかった」
「かかしが動き出しそうだった」
「写真をとったらきれいに撮れた」
「お家の人とまた見にきたい」
などの声がありました。
自分達が暮らす地元の商店街にも鑑賞の題材はたくさんあります。
かかしとの楽しい出会いと撮影する面白さを実感してもらったのではないでしょうか。(G)