休館中のガイドスタッフの活動
当館では、現在25名のガイドスタッフ(ボランティア)が活動しています。
通常、ガイドスタッフは、開館時の毎日14時から約1時間にわたってMOTコレクション(常設展)の作品解説をしていますが、リニューアル休館に伴い、常設展でのギャラリートークは現在休止中。
しかし、ガイドスタッフの活動は休みではありません!
例えば、他館を訪問して勉強会を行ったり、リニューアル準備室事務所で研修会をしたりと、定期的な活動を行っています。
しかしながら、長期間にわたって所蔵作品のトークを行う機会がないため、トークの腕が鈍ってしまう・・・といった声がガイドスタッフからチラホラ聞こえてきました。
そこで、自らが話したり、他者のトークを聞いたりすることを通して、トークのブラッシュアップをはかることを目的としたスライドトーク研修会を6月、7月と2回にわたって実施しました。
ガイドスタッフは、それぞれ所蔵作品の中から1点を選定し、その作品画像をもとに5分程度のトークを行います。
作品について解説しても良し、他のスタッフを参加者に見立てて対話しながら進めても良し。
ガイドスタッフは作品や作家について、独自に準備した資料を用いたりしながら、自身の言葉で語っていきました。
それぞれのトーク後には質疑応答の時間を設け、実際に展示室でトークした際に起きた参加者との印象的なやりとりや、自分だったらこんな切り口にする、などといった横断的な意見交換も行いました。
普段自分がトークする作品も、他者のトークを聞くことで新たな視点を得ることができます。
同じ作品でも、その伝え方は人それぞれ。
何度でもガイドスタッフによるギャラリートークを楽しんでいただけるのではないでしょうか。
リニューアル・オープンの際には、ぜひガイドスタッフによるギャラリートークにご参加ください。
引き続き休館中の当館ですが、2018年秋に開催されるMOTサテライト 2018秋 うごきだす物語では、
10月27日~11月18日の土日の14:30~/15:30~
ガイドスタッフがまちをご案内するプログラムを行います。(詳しくはこちら)
当館のガイドスタッフが参加者(1~5名程度)と一緒に清澄白河のまちを歩きながら、作品の見どころやまちの魅力をご案内するツアーとなっています。
当館のガイドスタッフと一緒にMOTサテライトを楽しみませんか?
ご参加をお待ちしております!
(A.T)