2017年08月30日(水)
小笠原小学校との文通その2
スクールプログラム
5月からはじめた小笠原小学校との文通プロジェクト。
毎回こちらからお題を出して、そのお題にまつわる写真を
小学生と学芸員がお互いに撮影して交換するというものです。
さて、1回目のお題は「空」でしたが、
図工担当の教員によると、学芸員3名が撮影した都会の空に、
こどもたちは、かなり興味をもったそうです。
学芸員3名が撮影した「空」の写真はこちらです。
題《鏡空》
「全面ガラスばりのビルの壁は鏡のようになっています。
良く晴れた日には、そのガラスに空がくっきりとうつりこみ
ビル全体が空と一体になって見えます。
まるでビルの中に空があるように見えて不思議な感じがします。」
題《光のカーテン》
「私は夕方の空が好きです。なぜなら、
季節によって空がさまざまな色に変化するから。
ある日の夕方、多摩川の土手に行ってみると、
雲の合間から光のカーテンが広がっていました。」
題《ふたつの塔》
「この空は、僕が住んでいるマンションの屋上から見たものです。
ここから見た景色が大好きで、疲れているときにこの空をみると、
みんなこの空の下で生活しているんだ、と思ってほっとすることがあります。
ここからは東京タワーとスカイツリーが見えますが、見つけられますか?」
こどもたちは、東京タワーやスカイツリーを探したり、
「これ○○橋だ!おばあちゃんの家の近く」「発想がいい!」など
みんなで言い合いながら、うなずきあったりしながら楽しく鑑賞してくれたそうです。
さて、
2回目のお題は「動物の目線」です。
動物になったつもりで日常を見直してみると
どんな風景がみえるでしょうか?
普段とは違った世界が発見できるかもしれません。
こどもたちが撮影した「動物の目線」の写真をこどもたちのコメントと一緒に
いくつかご紹介します。(原文ママ)
題《図書室のどうくつ》
「この写真をとったところが図書室のすみで、
人間からみたらちっぽけかもしれないけれどクモやゴキブリからみたら
どうくつみたいだと思ってこの写真にしました。」
題《虫から見た世界》
「人から見たら小さく見える葉は虫から見ると大きく見えます。
ぼくはコオロギの目線になってみました。
コオロギにのって葉の上をとびたいと思いました。」
題《人の目せん》
「ぼくは、人の目せんにしました。父島の町が見える所からとりました。
いつもぼくが見ているふうけいです。はれているときれいです。」
題《アノールの目線》
「この写真はアノールの目線になってとりました。
アノールがこの葉っぱのすきまをよく通るのでさつえいしました。
中学校のフェンスでとりました。」
※アノール:グリーンアノール。小笠原諸島と沖縄諸島に生息する外来種のトカゲ。
題《海の生き物の目線》
「海の沖でいるかを見にいったときにおよぎながらとりました。
地上で見ているよりちかくに見えて海の生き物はこんなふうに
見えているのかと思いました。」
こどもたちは2回目のお題を心待ちにしていたようで、
お題が提示されると「待ってました!」と、
すぐに校内に散って写真を撮りに出かけたそうです。
こうした反応は、嬉しい限りです。
今回の動物の目線の写真をみると、あきらかに1回目の時よりも
構図や何を撮影するかをしっかりと一人ひとりが意識し、
考えながら撮影している様子が見て取れます。
一人ひとりのこどもたちの写真に学芸員がコメントを書いて、
学芸員が撮影した「動物の目線」の写真と一緒にまた送り返します。
そして、次回のお題は・・・それはまだヒミツです!(G)
毎回こちらからお題を出して、そのお題にまつわる写真を
小学生と学芸員がお互いに撮影して交換するというものです。
さて、1回目のお題は「空」でしたが、
図工担当の教員によると、学芸員3名が撮影した都会の空に、
こどもたちは、かなり興味をもったそうです。
学芸員3名が撮影した「空」の写真はこちらです。
題《鏡空》
「全面ガラスばりのビルの壁は鏡のようになっています。
良く晴れた日には、そのガラスに空がくっきりとうつりこみ
ビル全体が空と一体になって見えます。
まるでビルの中に空があるように見えて不思議な感じがします。」
題《光のカーテン》
「私は夕方の空が好きです。なぜなら、
季節によって空がさまざまな色に変化するから。
ある日の夕方、多摩川の土手に行ってみると、
雲の合間から光のカーテンが広がっていました。」
題《ふたつの塔》
「この空は、僕が住んでいるマンションの屋上から見たものです。
ここから見た景色が大好きで、疲れているときにこの空をみると、
みんなこの空の下で生活しているんだ、と思ってほっとすることがあります。
ここからは東京タワーとスカイツリーが見えますが、見つけられますか?」
こどもたちは、東京タワーやスカイツリーを探したり、
「これ○○橋だ!おばあちゃんの家の近く」「発想がいい!」など
みんなで言い合いながら、うなずきあったりしながら楽しく鑑賞してくれたそうです。
さて、
2回目のお題は「動物の目線」です。
動物になったつもりで日常を見直してみると
どんな風景がみえるでしょうか?
普段とは違った世界が発見できるかもしれません。
こどもたちが撮影した「動物の目線」の写真をこどもたちのコメントと一緒に
いくつかご紹介します。(原文ママ)
題《図書室のどうくつ》
「この写真をとったところが図書室のすみで、
人間からみたらちっぽけかもしれないけれどクモやゴキブリからみたら
どうくつみたいだと思ってこの写真にしました。」
題《虫から見た世界》
「人から見たら小さく見える葉は虫から見ると大きく見えます。
ぼくはコオロギの目線になってみました。
コオロギにのって葉の上をとびたいと思いました。」
題《人の目せん》
「ぼくは、人の目せんにしました。父島の町が見える所からとりました。
いつもぼくが見ているふうけいです。はれているときれいです。」
題《アノールの目線》
「この写真はアノールの目線になってとりました。
アノールがこの葉っぱのすきまをよく通るのでさつえいしました。
中学校のフェンスでとりました。」
※アノール:グリーンアノール。小笠原諸島と沖縄諸島に生息する外来種のトカゲ。
題《海の生き物の目線》
「海の沖でいるかを見にいったときにおよぎながらとりました。
地上で見ているよりちかくに見えて海の生き物はこんなふうに
見えているのかと思いました。」
こどもたちは2回目のお題を心待ちにしていたようで、
お題が提示されると「待ってました!」と、
すぐに校内に散って写真を撮りに出かけたそうです。
こうした反応は、嬉しい限りです。
今回の動物の目線の写真をみると、あきらかに1回目の時よりも
構図や何を撮影するかをしっかりと一人ひとりが意識し、
考えながら撮影している様子が見て取れます。
一人ひとりのこどもたちの写真に学芸員がコメントを書いて、
学芸員が撮影した「動物の目線」の写真と一緒にまた送り返します。
そして、次回のお題は・・・それはまだヒミツです!(G)