2017年04月11日(火)
"多摩地区限定"アーティストの 一日学校訪問(泉太郎さん)レポート
アーティストの1日学校訪問
"多摩地区限定"アーティストの一日学校訪問、『映像』をテーマとした
プログラムは、美術家の泉太郎さんによる「ビデオカメラの中を通って変わること。
映像世界のさわり心地」です。
実施校は、以下の4校。
明法中学・高等学校(高生1年生36人)
八王子市立上川口小学校(1~6年生58人)
府中市立府中第十小学校(6年生128人)
小平市立小平第十二小学校(5年生72人)
授業内容は、
泉さんの映像作品の鑑賞と作品解説を行い、その後、
体育館や校庭などで、本来ならば撮影するための機材であるビデオカメラに、
撮影されないように逃げ回るパフォーマンスを体験し、
制作して上映し鑑賞するという流れです。
ただし、学校の様子や教員のリクエストに応じて内容を変える場合もありました。
代表的な授業として、八王子市立上川口小学校での様子をご紹介します。
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初め泉さんは、ステージ裏などに隠れ、泉さんが見ているものを言葉で伝え、
こどもたちには想像だけで絵を描いてもらうワークを実施。
その後、泉さんが登場し、みんなが描いた絵を見て回りました。
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次に、
泉さんの映像作品を鑑賞。大学の卒業制作を皮切りに、
次々と作品を見ました。なぜか自然と笑いが起きます。
作品ごとに泉さんの説明がつきます。
どの学校でもそうですが、泉さんの作品は、こどもたちと相性がいいようです。
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作品鑑賞の後は、自分たちでも映像作品を作ってみます。
ビデオカメラに映らないようにするという逆転の発想で
どんな映像が撮れるかを体験してもらいます。
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撮影後は、すぐに再生して見てみます。
ある学校では、6年生最後の思い出になるような作品を作りたい
という先生からのリクエストがあり、
クラスメートを手で捕まえる映像作品を作った学校もありました。
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授業の最後は、泉さんへの質問コーナー。
「なぜ映像作家になろうと思ったのか?」
「作品の制作費はいくらか?」
などいろいろな質問に丁寧に答えてくれました。
全ての学校訪問を終え、泉さんからコメントを
いただきましたので、ご紹介します。
「今回、こどもたちが映像を通して世界を観察したり
考えていくことの過程を見られたのは僕自身勉強になりました。
一見遊びのようなシステムを使うことで自然に興味を持って
くれたのならうれしいと思います。そのうちそれが何なのか、
という解釈の楽しみに発展して、考えることの自由について
いろいろな態度が出てくると面白いと思いました。
泉太郎」
撮影:中島佑輔
(G)
プログラムは、美術家の泉太郎さんによる「ビデオカメラの中を通って変わること。
映像世界のさわり心地」です。
実施校は、以下の4校。
明法中学・高等学校(高生1年生36人)
八王子市立上川口小学校(1~6年生58人)
府中市立府中第十小学校(6年生128人)
小平市立小平第十二小学校(5年生72人)
授業内容は、
泉さんの映像作品の鑑賞と作品解説を行い、その後、
体育館や校庭などで、本来ならば撮影するための機材であるビデオカメラに、
撮影されないように逃げ回るパフォーマンスを体験し、
制作して上映し鑑賞するという流れです。
ただし、学校の様子や教員のリクエストに応じて内容を変える場合もありました。
代表的な授業として、八王子市立上川口小学校での様子をご紹介します。
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初め泉さんは、ステージ裏などに隠れ、泉さんが見ているものを言葉で伝え、
こどもたちには想像だけで絵を描いてもらうワークを実施。
その後、泉さんが登場し、みんなが描いた絵を見て回りました。
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次に、
泉さんの映像作品を鑑賞。大学の卒業制作を皮切りに、
次々と作品を見ました。なぜか自然と笑いが起きます。
作品ごとに泉さんの説明がつきます。
どの学校でもそうですが、泉さんの作品は、こどもたちと相性がいいようです。
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作品鑑賞の後は、自分たちでも映像作品を作ってみます。
ビデオカメラに映らないようにするという逆転の発想で
どんな映像が撮れるかを体験してもらいます。
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撮影後は、すぐに再生して見てみます。
ある学校では、6年生最後の思い出になるような作品を作りたい
という先生からのリクエストがあり、
クラスメートを手で捕まえる映像作品を作った学校もありました。
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授業の最後は、泉さんへの質問コーナー。
「なぜ映像作家になろうと思ったのか?」
「作品の制作費はいくらか?」
などいろいろな質問に丁寧に答えてくれました。
全ての学校訪問を終え、泉さんからコメントを
いただきましたので、ご紹介します。
「今回、こどもたちが映像を通して世界を観察したり
考えていくことの過程を見られたのは僕自身勉強になりました。
一見遊びのようなシステムを使うことで自然に興味を持って
くれたのならうれしいと思います。そのうちそれが何なのか、
という解釈の楽しみに発展して、考えることの自由について
いろいろな態度が出てくると面白いと思いました。
泉太郎」
撮影:中島佑輔
(G)