2015年09月29日(火)
「今日はいよいよイタズラだ!」ワークショップ2日目
ワークショップ
![イタズラ・ブログ01.jpg](https://www.mot-art-museum.jp/blog/education/images/%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%82%BA%E3%83%A9%E3%83%BB%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B001.jpg)
ワークショップ2日目(9月23日)。
朝一番で人形劇『今日はいよいよイタズラだ!』を上演。
![イタズラ・ブログ02.jpg](https://www.mot-art-museum.jp/blog/education/images/%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%82%BA%E3%83%A9%E3%83%BB%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B002.jpg)
![イタズラ・ブログ03.jpg](https://www.mot-art-museum.jp/blog/education/images/%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%82%BA%E3%83%A9%E3%83%BB%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B003.jpg)
![イタズラ・ブログ04.jpg](https://www.mot-art-museum.jp/blog/education/images/%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%82%BA%E3%83%A9%E3%83%BB%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B004.jpg)
昨日の創作の続きをやり、仕上げ、完成したグループから
展示室の「会田家」のコーナーにイタズラを仕掛けに行きました。
お互いのグループ、イタズラの内容は秘密にすることという指令がでているため、
どんなイタズラか尋ねてもみな口を閉ざしています。
![イタズラ・ブログ05.jpg](https://www.mot-art-museum.jp/blog/education/images/%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%82%BA%E3%83%A9%E3%83%BB%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B005.jpg)
![イタズラ・ブログ06.jpg](https://www.mot-art-museum.jp/blog/education/images/%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%82%BA%E3%83%A9%E3%83%BB%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B006.jpg)
イタズラの設置終了後、人形劇『探偵で解決しちゃう?』を上演。
イタズラしっぱなしではいけないということで、
どんなイタズラが実行されたのか今度はグループ毎に探偵になって
展示室へ偵察に行きます。
いわば自分たちで仕掛けたイタズラを自分たちでも発見し体験してみる活動。
![イタズラ・ブログ07.jpg](https://www.mot-art-museum.jp/blog/education/images/%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%82%BA%E3%83%A9%E3%83%BB%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B007.jpg)
![イタズラ・ブログ08.jpg](https://www.mot-art-museum.jp/blog/education/images/%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%82%BA%E3%83%A9%E3%83%BB%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B008.jpg)
さて、探偵終了後は再び講堂に戻り、こどもたちの保護者や一般の来場者を招いて、
今回のイタズラの成果発表会を実施。
各自発見したイタズラを紹介したり、イタズラを仕掛けた本人たちの解説などを聞き、
多いに盛り上がりました。
![イタズラ・ブログ09.jpg](https://www.mot-art-museum.jp/blog/education/images/%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%82%BA%E3%83%A9%E3%83%BB%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B009.jpg)
最後にワークショップ修了証を黒子スタッフから受け取って終了。
こどもたちが仕掛けた「イタズラ」は、
自分達の解釈でいかようにでも展示と関わることができ、
楽しめる場を創出できるのだということを示してくれました。
また、開催中の展覧会、しかも鑑賞者が居る目の前で、
展示室内や作品にこどもたちが直接イタズラを仕掛ける行為自体、
パフォーマンスの様相を呈し、このワークショップ最大のイタズラと
なっていたのではないでしょうか。
これらのイタズラは、こどもたちが作ったものだという説明がなければ、
会田家の作品であると勘違いしそうなほど空間に遜色無く溶け込んでいました。
事実、こどもたちのそれとは知らない鑑賞者がイタズラ作品を前に
「会田誠の力を抜いた表現に深みを感じる!」と感想をもらしている姿も見受けられました。
まさにイタズラ大成功の瞬間です!
こどもは大人が考えるほどこどもではありません。
ちゃんと見ているし、聞いているし、そして感じて考えています。
こどもたちの本能的な瞬発力、大人の我々には到底太刀打ちできないことを実感し、
打ちのめされた2日間となりました。
(こどもたちの「イタズラ」は次回ご紹介します)(G)
記録撮影:川瀬一絵