「良い夫婦」の日、ペアで美術館を満喫
11月22日(土)、「良い夫婦」の日にちなんで、
「ペアで楽しむMOTコレクションギャラリークルーズ」を開催しました。
大人のための体験型鑑賞ツアーです。
2人組なら、夫婦以外でも参加OK。
新婚ほやほやのペアや、長年連れ添ったベテランペア、
親子や姉妹、ご友人同士など、様々なペア13組26名が集まりました。
2人組という条件ならではのちょっとユニークな鑑賞方法をご紹介しながら、
MOTコレクション(常設展)を2グループに分かれて巡りました。
展示室に向かう途中に、ちょっと寄り道。
エントランスのカラフルなソファは、二人で座るのにぴったり!
アンディ・ウォーホル《マリリン・モンロー》では、
10通りのマリリンの顔から、相手がどれを選ぶか予想してもらいました。
好みの色や人柄のイメージなどを手がかりに...当たるでしょうか?
抽象彫刻作品にて。
作者の大竹富江は、見る人が自由なイメージを持てるよう、
作品に題名をつけないのだそうです。
そこで、自由に題名を考え、札に書いてもらいました。
互いに見せ合い、それぞれのイメージの違いを楽しみました。
ツアーの後半は、「作品のペア」づくりに挑戦。
2人で展示室内を自由に巡り、組み合わせを考えてもらいました。
グループ内で発表。
どの「作品のペア」も、よく考えられたものばかり。
一同、興味津々で、各参加者の発表を聞いていました。
最後は「夫婦の日」ならではの特別おまけ企画。
スタジオに戻り、ペア内で別々に分かれてテーブルにつきます。
テーブルには、収蔵作品の図版をつかった特製カードがたくさん。
この中から一人一枚、相手に贈りたいものを選びます。
選んだカードにメッセージを書き添え、封筒に入れて...
作品(のカード)をプレゼント交換!
少し照れつつも、嬉しそうな表情の皆さん。
互いの仲を深め、日頃の感謝を伝えるきっかけにしていただけたでしょうか?
終了後のアンケートには、
「相手のことを考えて作品を見ることがおもしろかった」
「今後は、一見難しい作品も、肩の力を入れずに見ることができそう」
「作品のペアづくりは別の美術館に2人で行った時もやってみようと思った」
「良い夫婦の日になりました」
と、ご好評をいただけた様子でした。
また、
「あっと言う間に時間が過ぎました」
「もっと時間が長ければ、さらに楽しい事たくさんだったかな」
というご意見もありました。
今後も色々な切り口で、幅広い層に向けた企画を実施していきたいと思います。
(G.I)