クイズで楽しむ美術館!
11月30日(土)に、毎年恒例、年に一度のクイズラリー、
「家族で挑戦!クイズ美術館キング2013」を開催しました。
34組の家族が、「美術館キング」の称号を目指し、
美術館を丸ごと使った、数々のクイズに挑戦しました。
まずは講堂で、ウォーミングアップ。
個人戦の「A、Bどっちでしょう?」クイズです。(写真)
「館長はどっち?」、「カフェで出される料理はどっち?」
など、美術館にまつわる計5問を出題。
その後、11時から14時までは、家族ごとに館内に解散。
全20問のクイズシートを手に、「うさぎスマッシュ」展、
「吉岡徳仁」展、MOTコレクション(常設展)、野外彫刻を
鑑賞しながら、クイズにチャレンジです。
(12時から13時は、昼食場所として講堂を開放しました。)
どのクイズも、作品をよく見るきっかけとなるようつくられて
います。また、家族の協力プレイもカギとなります。
吉岡展では、光かがやく虹の椅子を家族で鑑賞。(写真左)
背もたれはどんな形??
エントランス・ホールにも、気になるものが。(写真右)
このカーテンも、作品...??
ちょっと疲れた時には、気分転換も効果的。
ソファでひとやすみしたり...(写真左)
エントランス下の、水辺の広場を散策したり...(写真右)
皆さん、思いおもいに、美術館でのひとときを過ごしていたようです。
そして、14時からは、いよいよ答え合わせと表彰タイム。
全20問中、19問以上正解の家族が、見事「キング」の栄冠に輝きました。
今年は、34組中25組が「キング」に!
終了後のアンケートには、
「細部を気にしてみることで、その作品の気づきが増えるように感じた」
というご意見をいただきました。その他にも、
「こどもが、クイズになっていなかった作品のことも色々話しはじめて、びっくりした!」
という声も。
とかく「鑑賞」というと、身構えてしまいがちなものですが、
"クイズを解く楽しさ"を入口に、作品へと自然に近づくことで、
作品への様々な興味をもっていただけたのではないでしょうか。
今回の体験をきっかけに、今後も家族で美術館を楽しんでいただけたら
と思います。
(G.I.)