2011年11月28日(月)

「クイズ」を通じてうまれる家族の会話

ギャラリークルーズ
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11月26日、27日の両日、「家族で挑戦! 
クイズ美術館キング2011」を実施いたしました。
これは現代美術館恒例のプログラムで、
作品にまつわるクイズを家族で協力してといてまわるというもの。

今回は、常設展示室の作品を中心に全15問出題しました。
出発前にまずは講堂で、「A、Bどっちでしょう?」クイズで
ウォーミングアップ。

美術館に関する問題を2択にして出題。
例えば、「美術館の館長はどっち?」
「美術館のロゴ、正しいのはどっち?」などなど。

これは全員参加の個人戦。
最後まで残った人に素敵な(?)景品をプレゼントしました。

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ウォーミングアップ後は、クイズや美術館でのルールを説明した後、
いよいよ出発です!
問題用紙を片手に、展示室へとくりだします。
さあ、ここからは家族での協力が必要です。

クイズの問題は、作品をじっくりみるように工夫されているので、
必然的に家族内の会話もはずみます。
「これじゃない?」「ここに書いてあるよ!」
「1、2、3・・・、あ~わからなくなっちゃった!」などなど
楽しげに、そして時にけんかしながら家族での会話が
あちこちで聞こえてきました。

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さてさて、制限時間内に講堂にもどり解答アワー。
今回は、問題数を前年よりも大幅に減らしたため、
みなさんじっくりと問題を解いてくれたようです。
(ちなみに昨年は30問!)
なので、全問正解者も多く、みごと「キング」の称号を
与えられた家族が多数誕生しました。

終了後のアンケートには、
「こどもと一緒に作品鑑賞ができて楽しかった」
「作品の素材もよくみるようになった」
「自然と作品鑑賞ができてしまう工夫があって良かった」
「家族と協力してクイズができた」など、
楽しんでいただいた様子が伝わってきました。

「クイズ」を通じてうまれる家族の会話。
このプログラムの参加をきっかけに
今後も家族で美術館を楽しんでくれたらうれしいです。(G)

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