2011年08月12日(金)
美術鑑賞の天才?!
ミュージアム・スクール
今日は千葉県から、芝山町立芝山中学校美術部のみなさんが
来館してくれました。
現代美術を実際に見るのはほぼ初めての生徒さんも多かったよう。
2グループに分かれて、常設展へ出発しました。
上の写真は、リキテンスタインさんの《ヘアリボンの少女》
を鑑賞中のみなさんです。
画面には、印刷物を拡大すると見える点がいっぱい。
遠くから見たり、近くで見たり。
全く見え方が変わります。
「近づくとカンバス地の筋が見える!」など美術部らしい意見も。
思い思いの視点で、話をしながら楽しく鑑賞してくれました。
最初は「何だこれ?」という表情でしたが、
目を細めたり、かがんだり、
新しい見方をどんどん編み出していくみなさんは、美術鑑賞の天才かも?!
楽しい雰囲気で、はじめての現代美術を堪能してくれたようです。
本の中で見るのとは違って、
実際に作品と対面すると、見方倍増、発見も倍増です。
現代美術を鑑賞する醍醐味を体験できた一日だったのではないでしょうか。
(インターンY.T)