2011年06月16日(木)

宙に浮いた〇〇? & 名和晃平展の感想

ミュージアム・スクール
月島第三小学校 008s.jpg

今日は、中央区立月島第三小学校6年生の皆さん
71名が来てくれました。
二手に分かれ、「MOTコレクション」(常設展示)と、
開催中の企画展「名和晃平ーシンセシス」展を
交互に鑑賞してもらいました。

上の写真は、常設展示室3階に展示中の荒木珠奈さんの作品。
何か、光る箱のようなものがたくさん宙吊りになっていますね。
ある男の子は、
「道路が透明になって、家だけになった町が宙に浮いてるんだよ」
と教えてくれました。
皆、床に座ったり、寝転んだりしながら、それぞれに
作品から想像するイメージを膨らませていたようでした。


また、名和晃平展では、展覧会を見て気になった作品を
学校が用意したワークシートに各自メモしていました。
その中から、いくつかをご紹介。

「箱の中にサボテンとかフランスパンとかがうつる物」
理由:どうやってもちゃんとしたものがみれなかったから。

「鹿にガラスがついた作品」
理由:たくさんのガラスを使って、部屋の「白」と組み合わせが合っていた。

「シリコンオイルを使ったリキッド」
理由:とても心が落ち着くような作品だった。
    (どうやって泡を発生させているのだろう?)

などなど、
自分なりの言葉で語ってくれているものばかり。
「皆、頑張って書いてくれたんだなぁ」と、感心してしまいました。
それぞれの感想や質問には、自分も頑張って手紙を書いて、
お返事しようと思います。(G.I.)

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