2011年06月15日(水)
すごい集中力!
ミュージアム・スクール
6月に入り、新しい展覧会もオープンし、
同時に学校の団体鑑賞もはじまりました。
4月にやってきた2、3、4年生に引き続き、
昨日今日と2日に分けて、美術館のご近所の
扇橋小学校6年生、5年生がきてくれました。
こちら側の問いかけにも積極的で、
どんどん答えてくれました。
写真は、大竹伸朗さんの《ゴミ男》を見ているところです。
作品にはたくさんのオブジェが張り付けてあるのですが、
部分を拡大した写真をみせて、それがどこにあるかを
探してもらいました。
みんな目を皿のようにして、観察し、瞬時に探し出します。
「あった!」「こっちにある!」「みつけた!」と
その集中力たるやすごいものです。
作品を鑑賞するさいには、まず観察するというのも
一つの方法です。
こんな風にまずは作品の細部に注目させるのも、
こどもたちを作品世界へ導く方法として有効だと思います。
一つのきかっけを与えることでこどもたちは
どんどんひとりで発見していきます。
時にお友達とも意見をいいあっている姿もよく見かけます。
そうなれば、もう作品がもつ力に引き込まれている証拠。
学校にもどっても、またお家でも、今日のことを思い出して
あれこれお話ししてくださいね。(G)