こども探検クルーズ はじめての美術館
こどものための定番プログラム、美術館探検クルーズ!
今回は4月24日、29日、30日に開催しました。
創作スタジオに集まってくれた小学1~3年生のみなさんは、
美術館に来るのがはじめてという人ばかり。
グループでの自己紹介で、
「みんなは、探検したことある?」と尋ねると、
「学校探検をした!」「まち探検したことある!」
と、元気な答えが返ってきました。
「はしらない」「さわがない」「さわらない」・・・などの
美術館のマナーを確認したら、いよいよ出発です。
この探検クルーズでは、特製の「すごろく」で行き先を決めます。
どこに行くかはサイコロの運しだい。止まったマスの場所に実際に行き、
そのマスに書かれた数々のヒミツを探るのです。
皆で行き先を確認!
次に行く場所はどこだろう?
展示室では、ふしぎな作品と出会います。
企画展示室「MOTアニュアル」では、
常設展示室(MOTコレクション)にあるナゾの黒い玉を発見。
巨大カーテンで囲まれた大きな作品。
プレイヤーで再生すると音が!
中に入ってみると、こんな空間。
探検の途中、美術館で働いている人々とも出会うことも。
監視員さんに
警備員さんに
道を教えてもらったり・・・
美術館の安全を守るヒミツを聞いたり。
探検は、普段入れない美術館のウラ側にもつづいていき・・・
司書さんに見せてもらったのは、
収蔵庫では、
地下書庫の中で「一番重たい本」。
大事な作品を特別に見せてもらい、
皆で協力して、はかりに乗せました。
「この生卵、写真みたい!」と一同びっくり。
初対面で緊張していたこどもたちも、
探検が終わる頃には、グループですっかり仲良しに。
作品を乗せる巨大エレベーターで思い思いにポーズ!
・・・そして今回、探検のもう一つのお楽しみは「写真」。
訪れた場所の写真をインスタントカメラを使って、こどもたちが自分で撮ってまわりました。
ファインダーをのぞく顔は、真剣そのもの。
カメラを構える姿も、ばっちり様になっている!?
2時間ほどの美術館探検は、あっという間に終了。
スタジオに戻ってからは、撮ってきた写真をまとめて
「探検アルバム」の作成です。
できあがったアルバムには、
自分たちだけが見てきた色々な場所や、
作品の写真が貼られました。
最後に、リーダーにグループの記念写真を撮ってもらって
それを貼れば完成!
終了後、むかえに来たお家の人に、嬉しそうに探検アルバムを見せる
こどもたちなのでした。(G.I.)