淺井裕介による”根っこの森”公開中
1月から始まった大人のための創作体験プログラム“根っこの森をつくる”。
昨日、全4回のうち、
第3回目が終わり、美術館の中に“根っこの森”がやっと完成しました。
その企画者は、以前、このブログでもご紹介したアーティストの
淺井裕介さんです。(■←以前のブログ)
こんな方↓
今回も応募してくださった一般の参加者28人とともに、
マスキングテープとマジックだけを使って、
美術館の展示室ではない場所に、
植物、動物など・・・たくさんの絵を増殖させていきました。
たとえばこんなところ。
館内にある案内看板です。
もちろん直接描いているわけではなく、
マスキングテープを貼りながら、そのうえに丁寧に
マジックで枝を描いています。
入口にもせっせと描いています!
よく見ると一番先端には、
美術館のロゴマークも隠しこまれています。
どんな風に完成したかはこうご期待。
↓
案内受付ブースにもどんどん描く。
かなり辛そうなポーズです。
↓
美術図書室も例外ではありません。
柱や書棚やにも・・・。
勉強するお客様の邪魔にならないように
無言で黙々と描く3人 ↓
そして参加者全員が総力を上げて仕上げたのは、
ホワイエです。
ミュージアム・ショップの奥にある普段は休憩コーナーに
使用されているスペースですが、
いつもは真っ白な壁。
しかしそこが ↓
回を追うごとに成長して、
昨日にはこんな大きな“根っこの森”になりました。
この他にも見所がいっぱい。
ブログではお伝えきれないのが残念です。
“根っこの森”がこの形でみられるのは、
3月20日(日)の朝まで。
(プログラム4回目のその日、参加者全員で剥がして、
別の作品へと再生させる予定です。)
美術館入口には“根っこの森MAP”もあります。
それを片手にぜひ館内で花見気分で鑑賞してみてください。
期間が短いので、ぜひお見逃しなく! (C.M.)
*写真:(上から順に1-4,7-8中村麻由美撮影、5-6 美術館スタッフ)