2010年12月21日(火)
不思議な…ヤギ!?
ミュージアム・スクール
今日は荒川区から、赤土(あかど)小学校5年生の皆さん
(79名)が来てくれました。
3グループに分かれて、トランスフォーメーションの見学です。
今日の見学で最初に見てもらったのは、ジャガンナート・パンダ
の《第二の皮膚》。(写真)
一体のヤギの彫刻と、その傍らに無造作におかれたシャツ。
後ろ足にシャツの袖が通してあったり、
ヤギの毛皮がシャツと同じ模様だったり…
よく見ていくと、不思議な部分がいくつも見つかります。
ヤギと服の関係について考えてもらうと、
「シャツがヤギになったのかな」
「着ていた人がヤギになっちゃったのかも!」
「魔法をかけられたんじゃない?」
「…呪い!?」
と、想像が膨らんでいきます。
次の作品に向かう途中、
「なんか、いろんなストーリーがうかんできた!」
と、近くにいた男の子がつぶやいていました。
その後もいくつかの「変身」を題材にした
作品をご紹介して、見学は終了。
皆さんに「気になった作品は?」と聞くと、
「ヤギ!」「カツラ!」
「トラ!」「ファーブル!」
「矢印!」「カモノハシ!」
と、色々な作品の印象を、キーワードにして答えてくれました。
これから展覧会を見る人にとっては、
作品のヒミツを読み解く格好のヒントになるかも??
ぜひ会場に足を運んで確かめてみてくださいね。
(G.I.)