2010年12月17日(金)
意外な素材に注目!
ミュージアム・スクール
今日は、台東区立金竜小学校6年生の皆さん
(60名)が来てくれました。
昨年には国立西洋美術館にも行ったことのある
学年だそうです。
(色々な美術館に連れて行ってもらえて良いですね!)
さて、今日の見学では、MOTコレクション(常設展)を
3つのグループに分かれて見てもらいました。
自動車の部品でできたヤノベケンジの《ロッキング・マンモス》や
洗濯ばさみがびっしりとカンヴァスに付いている中西夏之の作品、
大量の五円玉が使われている菊畑茂久馬の作品などなど、
意外な素材が使われている作品に、
「これ、どうやったの?」
「なんでこんなの作ろうと思ったの?」
と、わき出るようにたくさんの質問がとんできました。
自由見学の時間ではワークシートを片手に、
感じたことや発見したことを熱心にメモする姿が。
見学が終わって感想を聞いてみると、
「おもしろかった!」
「中にはこわい作品もあった!」
と、皆はじめての現代美術との出会いに、
たくさんの刺激を受けていたようです。
帰りがけには、屋外に設置されているアンソニー・
カロの《発見の塔》も見学。(写真)
鉄で作られたこの巨大な彫刻作品、中に入って
登ることもできるんです。
残念ながら今日は時間がなく、外から眺めるだけ
の見学でしたが、
今度美術館に遊びに来たときには、ぜひ登ってみてくださいね!
(G.I.)