2010年11月30日(火)
離れたり、近づいたり
ミュージアム・スクール

今日は、港区立港陽小学校の5年生が
見学に来てくれました。
トランスフォーメーション展の見学ですが、
色々と変身がテーマの展覧会ということは、
すでに他のブログでも紹介済みです。
では何が変身するのでしょう?
人やモノが変身するのは、もちろん、
鑑賞の仕方で作品の見え方も変身しちゃいます!
写真は、その様子。
これは、パールティ・ケールの《テレイン》という作品。
遠くから見るとなにか波のような、渦のような模様が
描かれているように見えます。
でも、徐々に近づいて見てみると、描いているのではなく、
あるモノがたくさん貼り付けてできているのに気づきます。
(それがなにかは秘密です。展示室でぜひ確かめて下さい)
こんな風に離れたり、近づいたりして見ることで
作品の表情が変わります。
普段の図工では使わない予想外の素材が使われていることに、
こどもたちはビックリして、作品への興味も増したようです。
こうしていろいろな見方の変化も体験できるのが今回の展覧会です。(G)