2010年11月18日(木)
芸術専攻の高校生~潤徳女子高等学校
ミュージアム・スクール

今日の午後は、
北千住にある潤徳女子高等学校のみなさんが、
見学に来てくれました。
この学校には芸術コースがあり、
来てくれた3年生30人は
中でも造形美術専攻の
美術が大好きな生徒さんたちです。
今日は当館で見られる3つの展覧会を
全部見ていただくという計画で、
その手始めに、
私たち学芸員と一緒にトランスフォーメーション展をまわり、
幾つかの作品をピックアップして
皆でじっくりと鑑賞してみました。
カモノハシと人間の赤ちゃんが合体した作品や、
暗闇の中で音が渦を巻く作品。
そして犬の視点で見るヴェネツィアの街並みのビデオ、
ヤン・ファーブルの36体の彫刻の部屋など、
特殊な展示が続くこのトランスフォーメーション展。
最初は少しとまどっている様子でしたが、
さすがは芸術専攻の生徒さん。
次第に慣れてきたのか、
作品の細部にまで目が向くようになり、
興味深々で鑑賞をしている様子が
よくわかりました。
現代美術にどっぷりと浸ったひと時。
北千住から半蔵門線で一本ですし、
またぜひ気軽に足を運んでくださいね。
(C.M.)