2010年09月03日(金)

まちの自慢スポットをさがして

ミュージアム・スクール

今日は地元、江東区の越中島(えっちゅうじま)小学校から
元気いっぱいの3年生の皆さん、94名がやって来ました。

3年の地域学習で「江東自慢マップ」づくりをしていて、
その準備として区内あちこちの施設や寺社、名跡などをめぐる
一日がかりの見学ツアーなのだそうです。
今回、現代美術館もマップ候補地として選んでくれました。

施設めぐりということで、今日は展覧会のことだけでなく、
館内のいろいろな場所もご紹介しました。
たとえば…

・三角形が連なったような、柱のデザイン(写真左上)
・1階エントランスホールからのぞける、地下の図書室(写真右上)
・展示室に向かうエスカレーターから見える、水辺のある広場(写真左下)
…などなど。

中でも皆の話題になっていたのは、美術作家マイケル・リンがデザインした、
世にもきれいなお手洗い(写真右下)。
残念ながら今日は実際にお見せできませんでしたが、
また時間をみつけて、ぜひ探しにきてほしいです。

もちろん展覧会も鑑賞してくれました。「こどものにわ」展に出品中の
無数の動く線がスクリーンに次々と投影される映像作品、
出田 郷(いでた ごう)《lines》の前では、まるでパフォーマーのよう。

きびしい暑さにも負けず、皆さん無事に見学ツアーを終えることが
できたでしょうか?
どんな自慢マップが完成するのか、そして、
皆さんがどのように現代美術館を取り上げてくれるのか、
今からとっても楽しみです。(G.I.)

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