2010年06月16日(水)
想像と創造~江戸川区立東小松川小学校
ミュージアム・スクール
東京も梅雨に入って今日は朝から雨模様。
そんな中を、江戸川区立東小松川小学校の4年生
109人がやってきました。
運よく空も晴れてきて、
菊川駅から20分歩いてきたのにも関わらず、
こどもたちは元気溌剌です。
最初に先生から「静かにするように」と
一言ありましたが、
抑えきれない好奇心に、
ついつい口も活発になるようでした。
学芸員のトークの際にも、
どんどん意見が出てきます。
ネトの作品を見て、
「しゅうまいみたい。」
「にんにくかな?」
「彗星が降ってくる」
ヤノベケンジのマンモスを見て、
「ガラクタで作ってる」
「古い車じゃない?」
「難しいことに挑戦したかったから、
わざわざ車を使ったのかも」
ボルタンスキーの作品を見て、
「白黒写真がはってある。
死んだ人の写真じゃない?」
「中に骨が入っているかも」
見えたものを手掛かりに、
こどもたちの想像もどんどん広がります。
想像することは創造の第一歩。
想像力を楽しそうにはばたかせる
子供たちの姿に、
作家の創造性にも通じるスピリットを
感じたひと時でした。
(C.M.)