2010年02月12日(金)
夢中になって・・・
ミュージアム・スクール
今日は中野区立新山小学校6年生のみなさんが
1時間ほどバスでゆられながらやってきてくれました。
学校での美術館見学は初めてとのこと。
少々、興奮気味のこどもたち。
2つのグループにわかれて鑑賞しました。
いつものように、トークの基本はこどもたちと学芸員との対話です。
「この作品が気になった人いる?」とたずねると、
引率の先生もついつい話の輪にくわわり、生徒にまじって
一緒に手を挙げてくれました。
生徒と一緒になって、先生も作品を前に、あれこれ思いをめぐらす。
こうした光景は、なんだか嬉しいです。
一通り、一緒に見た後は、自由鑑賞。
各自ワークシートに取り組みます。
(なかには夢中になって、写真のような姿に・・・。)
新山小学校では、図工の先生がオリジナルの教材として、
アートカードを作成しているそうです。
そうしたカードで事前にいろいろな作品をみているので、
現代美術館にも展示されている作品を見つけた子が、
「あっ!あれは僕が描いた作品だ!」と、
自慢げに模写をしたことを教えてくれる子もいました。
本物と出会うことで、作品に対するイメージも
また違ったものになったと思います。(G)