2010年01月09日(土)

先生を目指して・・・文教大学

ミュージアム・スクール
文教大学 005.jpg

本日は将来小学校や幼稚園の先生になるために勉強中の
文教大学の学生さんが来館しました。
「将来先生になった時に担任としてこどもたちを美術館に引率すると、
どんな体験ができるのか」を学びます。

というわけで、当館の学校向けプログラムを説明した後に、
実際に学校団体見学時の流れを体験しました。

たとえば、展示室に入る前に「美術館の約束」を確認すること。
「さわらない、さわがない、はしらない」の注意を話すだけでなく、
「どうして触ってはいけないのか」をこどもに訊いたり、きちんと説明すること。

展示室では作品をみながら作品に関するアイテムを見せたり触らせて
作品を触らなくても触覚を満足させることや、
作品に使われている素材をこどもたちと確認するだけで、
「さわるとこの作品は壊れる」ということをこどもが自ら理解することなど
普段のこどもたちに対するトークに交え、
学芸員の動きについても説明しました。
学生さんたちは作品の楽しみながらも、
こどもたちの動きの話になると、みんなとても真剣に聞いてくれました。

将来先生になったら、ぜひこどもたちを
MOTに連れてきて素敵な作品を見せてあげてほしいですね!
                                 (武)

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