2009年12月10日(木)
文化祭でファッションショー 府中東高校
ミュージアム・スクール
府中東高校の家庭科部のみなさんが
「ラグジュアリー」展の見学に来てくれました。
担当学芸員のトークを聞きながら、
カタツムリや蝶などの刺繍が金の糸で施されたエリザベス1世のボディスや、
玉虫が5000匹縫いつけられたドレスなどをゆっくり見ていきました。
マルタン・マルジェラのコーナーでは、
その素材の奇抜さに驚いたようです。
ところどころが錆びた世界のビンの王冠を集めて作られたベストなど
身近で、そして新品ではない様々なものが材料となっているのです。
なかでも、クリスマスの飾りつけなどで使われる金色のモールで作られたジャケットは、
「遠くから見ると毛皮みたいに見える」。
引率の先生からも「これいいじゃない!」と好評です。
たしかに、この服のように金のモールで作られたイブニングドレスがあったら、
パーティに着ていくと素敵かもしれませんね!
文化祭のときに自分たちでデザインした洋服のファッションショーをするとのこと。
今回の展覧会でアイディアのヒントを掴んで、
来年の学園祭に生かしてくれたら素敵ですね!
(武)