2009年11月11日(水)

どしゃぶりの雨の中~港区立港陽小学校

ミュージアム・スクール
今日はあいにくの大雨。
そのどしゃ降りの中を、
港区立港陽小学校の6年生たちが、
元気よく美術館にやってきてくれました。

ほぼ全員が当館は初めてのこどもたち。
でも6年生だけあって、
美術館のルールはばっちり頭に入っています。

走ったり、さわいだり、触ったりすることなく、
上手に・・・でも自分たちなりに鑑賞していたのはさすがでした。

港陽小.jpg

さて、この写真は白髪一雄の作品を見ているところ。

こちらから解説をしていないのに、
「こんなに太い線は筆では描けないと思う。」とか、
「手で直接描いたかも。」
「いやこれは足でかいたもの。」と
観察力抜群です。

足で描いた・・・とわかると、
「そういえば保育園で足型を取ったことがある。」など
小さな頃の記憶や感触も呼び覚まされるようでした。

目の前にある作品と、こどもたちの日常。
その二つの世界が偶然にリンクする。
そんな不思議な体験を
たくさん持ち帰ることができたら素敵ですね。  
      (C.M.)

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