2009年09月09日(水)
いろいろある美術館 金竜小学校
ミュージアム・スクール
台東区の金竜小学校の6年生がバスに乗ってやってきました。
6年生となると、みんなの前で発言することが
ちょっとはずかしい、という子もいます。
はじめにチームに分かれて3点ギャラリートーク。
エルネスト・ネトの作品は
こどもも大人も、誰もがついつい触ってみたい衝動に駆られます。
でもこども達は展示室に入る前に聞いた美術館の約束事のひとつ
「作品にさわらない」を守って我慢しています。
そこで、ミュージアムスクールにやってきたみなさんには特別に、
作品に使われている材料を紹介。
袋として使われているとても伸びのよい布や、
天井近くでずっとにょろにょろと動いている発泡ビーズ、
そしてガラスのビーズ、クローブやショウガの粉。
粉は香りがきついので、そっと鼻を近づけて嗅がないと、むせてしまう子も。
その後は各自で気に入った作品をさがして展示室をめぐります。
どんな作品が良かったか聞いてみると、
「キツネみたいな、ちょっと怖いやつがあった」(《拘束のドローイング》について)
「宇宙人としゃべっている感じになった」(《Ears with the Chair》について)
など
ユニークかつ作品の特徴をうまく言い当てているような意見がどんどん飛びだしました。
こんどはぜひ家族一緒に遊びに来てくださいね。
(武)