2009年06月18日(木)

一人ひとりの感じ方で

ミュージアム・スクール
峡田小ブログ.JPG
今日は荒川区立第三峡田小学校5年生、
6年生の皆さんがやってきました。
こどもたちは、普段図工の時間で
「一人ひとりの感じ方は違って当たり前」と
先生から教育を受けているだけあって、
鑑賞中も非常に積極的に自分の考えをお話してくれました。

大竹伸朗《ゴミ男》を見るや否や、
「あっ!ここに人がいる」
「靴だ!」「電卓だ!」「絵の具のふたもある!」と矢継ぎ早に
発見したことを教えてくれました。

この作品には、こどもたちが発見してくれたように
様々な素材が貼り付けてあります。
おまけに、スピーカーからは奇妙な音もでています。

自由鑑賞の時間に、いろいろと想像力をはたらかせ
各自が自分なりの感性で鑑賞している姿は、
非常に頼もしいものがありました。

最後に今日見た中で気に入った作品は?
との問いかけにもみんなあれこれ答えてくれて、
本日の美術館体験が彼らの心の中にしみこんでいることが
伺えました。

「一人ひとりの感じ方で」。
大切にしたい言葉です。(G)

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