2009年05月27日(水)
雨が降ったらやってくる
ミュージアム・スクール
嬉しいことに、この日(5月7日)は雨。
なぜ嬉しいか。
それは雨が降ったら団体鑑賞にやってくるという学校があるからです。
来館したのは宝仙小学校4年生のみなさん。
この学校は4年、5年、6年生になると野外写生会のために
東京タワーや都内の公園にでかけるそうです。
しかし、雨がふれば実施ができないため、
雨天時プランとして、「美術館めぐり」が企画されていたのです。
そして、我々にとって念願の雨になったというわけです!
美術館に到着後、講堂に荷物を置いて、グループに分かれて
常設展示室へ移動。
現在常設展示室の入口には、ヤノベケンジの《ジャイアント・トらやん》が出迎えてくれます。
その圧倒的な大きさに驚きながらも、
現代美術館にはちょっと変わったものが展示してあるかもという期待がいやがおうにも高まります。
ギャラリートーク中も積極的にこちらの問いかけに反応し、
実に楽しそうでした。
写生会にはいけなかったけれど、
普段あまり接することの無い現代美術の作品に触れ、
感性のスイッチがオンになっているなとその様子から見てとれました。
ちなみに、5年生、6年生は、
晴天となり無事写生会にでかけたようです。
ちょっと残念。(G)