2009年05月24日(日)

びじゅつかんのヒミツのカード

ギャラリークルーズ
クルーズ2日目。
本日もすごろくを使って美術館のオモテとウラをたんけんです。
すごろくのすべてのマスにはヒミツの指令が書かれていますが、
素通りしてしまったマスの答えは教えてもらえません。

次はどこに行きたいかな?
サイコロを振る前に、みんなですごろくのマスを指差して、
サイコロに願いをかけます。

スゴロクユビサシ.jpg


そして、それぞれのマスによっていろいろな経験をしました。

図書室で見たのは、ヒミツの小さな本。大竹伸朗さんの手作りの本です。
トショシツ.jpg


展覧会の準備室では8月に始まる「伊藤公象」展の
展示模型やポスターのデザイン案を見て、「こっちのポスターが良い!」と選んでみたり。
ジュンビシツ.jpg


収蔵庫ではまずその広さにびっくり。
そして、スプーンから落ちそうなジャムの絵をみて、「写真じゃないの?!」とまたびっくり。
シュウゾウコ.jpg


荷受には、作品搬入中の2人組のアーティストに出会って
現代のアーティストは自分たちと同じように生きているんだ、という
よく考えると普通のことを改めて実感したり。
ニウケノアーティスト.jpg


中央監視では、地下室の電気をつけたり消したりさせてもらったりしました。
チュウオウカンシ.jpg


たんけんの道中、いくつかの場所では、
たんけんに訪れたチームのみんなにオリジナルトレーディングカードが渡されます。
カードにはその場所の写真と、その場所の説明、そしてジャンケンマークが書いてあります。
ゴールする頃には、7~8枚ぐらい集まりました。
ichirann.jpg


トレーディングカードなどを普段から良く知っているこどもたちは、
特別に金色になっている収蔵庫のカードを見て、「パラレルレアだ!」といってました。
カードを持つ姿も様になっています。
トレカナガメ.jpg


スタジオに戻った後は、たんけんの振り返りもかねてジャンケン大会です。
「良かった場所の順番で」「気に入っているカードの順番で」と
カードを出す順番を決めてジャンケンすると、みんなの気持ちが分かります。
トレカイチボウ.jpg


そして違うチームとも対戦!探検する場所が違うと持っているカードも違うので
対戦しながら「あれ?それはどこのカード?」「そこ面白かった?」「どんなところなの?」と
行くことのできなかった場所がどんなところなのかを垣間見ることができます。
「えー、そこ行きたかったなぁ~」という子も。
トレカタイセン2.jpg


解散後はお迎えにきたお父さんやお母さんに
探検してきたことをカードを見せながら説明していました。
美術館が初めてだったこども達もたくさんいましたが
これですっかり美術館に詳しくなりました。
ぜひまた遊びに来てくださいね!                
                    (武)

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