2008年12月10日(水)
笑顔がこぼれる美術館見学 金竜小学校
ミュージアム・スクール
バスで見学に来てくれた台東区の金竜小学校。
金竜小学校では、5年生の時に西洋美術館に見学に行きます。
この日、現代美術館に来てくれたのは、
昨年西洋美術館に見学に行った6年生。
かなり美術館の様子が昨年のところとは違ったことと思います。
3チームに分かれて学芸員とともに見学し、
そのあとは班ごとに自由見学です。
どの作品にも興味津々で楽しんでいた子どもたちでしたが
とくに人気があったのは、
島袋道浩の輪ゴム作品とヤノベケンジのマンモスとMザナイト。
輪ゴムをくぐり抜けるという作家のふとした思いつきは
子どもたちの共感を呼びました。
そう、彼らもふとした時に
相当いろいろなことを思いついているのです。
そういったかたちにしないと消えてしまいそうなものを
大事に思う気持ちはみんな共通です。
マンモスは、作品を見ても、映像を見ても
さまざまな疑問や興味がつきません。
「面白い、面白い」と
子どもたちはもちろん、先生も楽しんでくれました。
美術館では静かに真剣な顔で作品を見るもの
と思っていた人も多いかもしれませんが、
ついつい
作品を見ながら笑顔がこぼれてしまうというような
美術館があってもいいですよね。
(武)