2008年12月16日(火)

予想外の展開 赤羽小学校2年生

ミュージアム・スクール
赤羽2年 (11).jpg

当館ではおなじみの港区立赤羽小学校。
「大岩オスカール」展にも5,6年生が来てくれています。
今日来てくれたのは2年生68人。
当館での見学は初めてのみんなは、
お弁当持参で来てくれました。

まずは荷物を置きに講堂へ。
すると
「えいがかんみたい!」
「先生、えいがみるんですか?」
と、講堂の様子だけでも楽しそうです。

その後、3チームに分れて展示室をまわりました。
オイチシカではマントに盛り上がり、
カペトではトレードマークの女の子に気づいて驚き、
パペの金色の糸のきれいに輝く様子にため息し・・・・。
すべてに全力で反応してくれるので、
一緒にまわっているこちらも楽しくなってきます。

図工の高木先生は
今日の見学のために事前授業を行っていました。
子どもたちにいくつかのコマ割りをしたワークシートを渡して、
当館特製「こどもポケットガイド」の見出しタイトルを読み上げて、
子どもたちがその言葉の一つを選んで
そこから想像するものをワークシートの1コマに描いていました。

この日、みんなは想像してきた絵の横のコマに
実際に見た作品の様子を描きました。
「光のシャワー?」という言葉でいろいろと想像を膨らませてきた子たちは、
パペの金色の糸の作品の傍らに座って(寝そべって?)
スケッチしていました。
作品の見え方が角度によって変わるので
どの位置でスケッチするかは意外と大問題なのです。
「音と色の大洪水」という言葉で想像してきた子は、
絵画作品だと思っていたそうで、
avafの空間を見て「どうやって描いたらいいの~?」と困惑気味。

映像が作品だったり、空間が作品だったりと想像を超える作品がいっぱいあって、
とても楽しんでくれていましたが、スケッチに苦労したかもしれませんね。
(武)

教育普及ブログ