2008年11月27日(木)
美術館でリラックス~目黒区立原町小学校
ミュージアム・スクール
今日は雨の中、原町小学校の6年生が
美術館に見学に来てくれました。
ほぼ大半が当館が初めての子どもたちだったので、
美術館のマナー(走らない、さわがない、さわらない)を
まずしっかり伝えてから、
展示室でツアーを始めました。
今回、見学してもらったのは「ネオ・トロピカリア:ブラジルの創造力」展。
この展覧会の中にはヘッドフォンで音楽が聞けたり、
実際に身につけることができたり、
子どもたちの好奇心を刺激するような
体験型の作品が含まれています。
だからなのか、ツアーをしていても、
別の作品が気になってそわそわしたり、目が泳いだり。
自由時間になると、
いそいそと目をつけていた作品へと向かっていきました。
中でも人気があったのは、
光のシャワーのようなリジア・パペの作品と、
お砂糖で描いたヴィック・ムニーズの作品。
そしてエルネスト・ネトの巨大インスタレーションでした。
(↑この上の写真です)
子どもたちは床に置かれたクッションに寝転びながら、
すっかりくつろいでいる様子です。
最初は美術館ということで緊張していたはずなのに、
子供って順応性が高いですね。
「クモの巣みたい」
「チーズ工場にいるみたい」
「上からこぼれて落ちてきそう」など
それぞれ想像を膨らませて楽しそうでした。
マナーもきちんと守れた美術館見学。
これからもこの調子で、
いろいろな作品に出会って世界を拡げてほしいです。(C.M.)