2008年08月24日(日)

夏休みの先生たち

スクールプログラム
先生研修会.JPG
8月の夏休み、学校の先生方は、研修会で大忙しのようです。
当館でも3つの研修会がありました。

ひとつは東京都の教員研修会、もうひとつは足立区の図工部会、
そして千葉県柏市の小学校の研修会です。
写真は、足立区の図工部会の様子です。

昨今は、図工の時間で鑑賞を取り入れることが求められ、
先生たちも美術館との連携の仕方を模索しています。

美術館としても学校との連携は必須の教育プログラムになりつつあります。

当館でも昨年は約90校3800人の子どもたちが、スクールプログラムで
来館しました。

研修の課題のひとつに実践授業案の作成を取り入れるところも多く、
学芸員によるギャラリーツアー体験後に、
さまざまな授業案を考えます。

今回の研修でも、単に作品鑑賞にとどまらず、
美術館という建物全体に着目し、
空間の広さや模様などをテーマに建物体験そものを鑑賞と捉える
ユニークな授業案も考案されました。

教育普及の学芸員は、学校と美術館の橋渡し役。
こうした研修会を通じ、新しい美術館の活用方法を
共に開発していければと思います。(G)

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