2008年06月24日(火)
さわってみたくなる作品―江戸川特別支援学校
ミュージアム・スクール
今日は江戸川特別支援学校高等部のみなさんが
バスで美術館に来てくれました。
講堂でお弁当を食べたり、
自由に館内を見たりした後、
学芸員と一緒に常設展示室をまわりました。
この写真はみんなでスゥ・ドーホーの作品を見ているところ。
「どんな形をしているかな?」とみんなに質問を投げかけると、
一人の女の子が「わあ。触ってみたい!」とグッドタイミングで、
声を上げてくれました。
そうそう。そういう時のために用意してあるんです。
触れる教材用の布が。(←作品と同じ布を作家からいただきました。)
それを取りだすとみんなの興味もぐっと高まり、
作品に対する親しみも増したようです。
その後も、菅井汲の作品を見ながら、
パズルを組み立てるゲームに熱中したり、
柳幸典の《ヒノマル・コンテナー》の中に入ったり
それぞれが自分のペースで鑑賞を楽しんでいただいた様子でした。
車イスの方も多かったのですが、
この美術館は、過ごしやすかったでしょうか?
生徒のみなさんの感想が気になるところです。(C.M.)