2008年06月11日(水)
美術館の裏側って・・ 東川小学校
ミュージアム・スクール
今日は江東区立東川小学校の6年2組のみなさんが
歩いて美術館まで来てくれました。
美術館のご近所の小学校なので、
いままでにここに来たことのある子がたくさんいました。
今日は図工の高松先生のたっての希望で
美術館の裏側もちょっと紹介しました。
《明日の神話》などいくつかの作品を見た後、
展示室からバックヤードへ。
展示室の壁のすぐ裏側に
大きな作品用のエレベータがあることに
驚いていました。
振動が起きたり温度や湿度が変わることが
作品には良くない事なので
美術館は作品の移動中でもなるべく
そういうことのないような仕組みになっているのです。
美術館から外へ作品を運び出すときの出入り口となる荷受では
トラックと美術館の床の高さの段差をスムーズに移動するための
テーブルリフターを見学。
こどもたちが作品の代わりとなって
リフターに乗って上がったり下がったりすると
とても静かにゆっくり動くので
作品に振動を起こさないために工夫されていることを実感したようです。
作品がとてもデリケートだとわかったこどもたちは、
その後の自由見学の時間でもマナーを守って鑑賞していました。
あしたは6年1組がやってきます!
(武)